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メロー・イエロー (アルバム)
ドノヴァンのアルバム ウィキペディアから
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『メロー・イエロー』(Mellow Yellow)は、イギリスのシンガーソングライター、ドノヴァンが1967年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。ただし、当時は母国イギリスではリリースされなかった。
背景
本作に先行して1966年11月にアメリカ発売されたシングル「メロー・イエロー」のレコーディングには、ジョン・ポール・ジョーンズがベースの演奏及びブラス・セクションのアレンジで参加した[2]。また、ポール・マッカートニーも、ドノヴァンがビートルズの楽曲「イエロー・サブマリン」の歌詞の一部を作ったことに対する返礼として、この曲のレコーディングに参加している[2][3]。「ハウス・オブ・ヤンシュ」は、ドノヴァンのフィンガー・ピッキングのテクニックに影響を与えたバート・ヤンシュに捧げられた曲である[4]。
ドノヴァンの母国イギリスでは前作『サンシャイン・スーパーマン』のリリースが遅れ、スケジュールの問題から本作のイギリス盤はリリースされず[2]、アメリカのエピック・レコードから発売された。なお、イギリスでは1967年2月にシングル「メロー・イエロー」がリリースされ[5]、同年6月にようやく『サンシャイン・スーパーマン』がリリースされている[6]。
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反響
アメリカ盤シングル「メロー・イエロー」はアメリカのBillboard Hot 100で2位に達し[1]、遅れてリリースされたイギリス盤シングルは全英シングルチャートで8位に達した[7]。そして、本作はBillboard 200で14位に達し、同チャートにおいて自身2度目のトップ20入りを果たした[1]。
リマスターCD
2005年にEMIからリリースされたリマスターCDには10曲のボーナス・トラックが追加された。それらのうち「Epistle to Dippy」と「Preachin' Love」は1967年にシングルのA面/B面曲としてリリースされて[8]全米19位に達し[1]、「There Is a Mountain」はシングルとして全米11位に達した曲で[1]、残り7曲は未発表音源である[9]。
収録曲
全曲ともドノヴァン作。
- メロー・イエロー - "Mellow Yellow" – 3:41
- ライター・イン・ザ・サン - "Writer in the Sun" – 4:30
- 砂と泡 - "Sand and Foam" – 3:18
- オブザヴェーション - "The Observation" – 2:21
- ブリック・シティ・ウーマン - "Bleak City Woman" – 2:21
- ハウス・オブ・ヤンシュ - "House of Jansch" – 2:43
- ヤング・ガール・ブルース - "Young Girl Blues" – 3:47
- ミュージアム - "Museum" – 2:56
- ハムステッド・インシデント - "Hampstead Incident" – 4:41
- サニー・サウス・ケンジントン - "Sunny South Kensington" – 3:49
2005年リマスターCDボーナス・トラック
- "Epistle to Dippy" – 3:10
- "Preachin' Love" – 2:38
- "Good Time" – 3:11
- "There Is a Mountain" – 2:39
- "Superlungs" {Second Version} – 3:15
- "Epistle to Dippy" {Alternate Arr.} – 3:09
- "Sidewalk (The Observation)" {Demo} – 2:26
- "Writer in the Sun" {Demo} – 3:28
- "Hampstead Incident" {Demo} – 3:49
- "Museum" {Demo} – 3:48
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脚注
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