トップQs
タイムライン
チャット
視点
ヤマギワソフト
かつて存在した日本のレコード店 ウィキペディアから
Remove ads
ヤマギワソフト(英語: yamagiwa soft)は、かつて存在した映像コンテンツ・ゲーム・音楽ソフト専門の小売業者。
Remove ads
概要
元々、ヤマギワは早い段階から秋葉原にてソフト・ホビー関連商品の販売を行っていたが、多角経営の一環として日本国内の都市部にチェーン展開を開始した。当時は一部の店舗が「Soft in Dio yamagiwa」(ソフト・イン・ディオ ヤマギワ)という店名で営業していたが、後にヤマギワソフトに統一された。
しかし、ヤマギワの経営不振から、2002年8月21日にその事業・店舗はソフマップが設立した完全子会社・ソフマップソフト株式会社へ営業譲渡された。
営業譲渡後も、秋葉原でのソフト販売ショップとしての認知度を生かすためヤマギワソフトの名は存続していたものの、ソフマップが行った事業再編により、2007年6月1日にソフマップソフト株式会社が同社に吸収合併[1]。さらに、同年9月に行われたソフマップ秋葉原地区店舗再編により店名がソフマップに統一され、ヤマギワソフトの店舗は秋葉原から消滅した[2]。残る関東地区・名古屋地区の4店舗も順次店名をソフマップへと変更し、同年12月をもってヤマギワソフトの店舗は完全に消滅した。なお、この関東・名古屋の旧ヤマギワソフトのソフマップ4店舗は、2009年8月から10月にかけて行われた店舗再編の一環から、名古屋駅ナカ店内のCD・DVD売り場(旧・ヤマギワソフトコーナー)を除きすべて閉店することになった。
ヤマギワソフト時代のマスコットキャラクターは「ヤマギワソフ子」。
Remove ads
店舗
要約
視点
ソフマップに統合された店舗
秋葉原地区
以下の店舗は、2007年9月2日にすべて閉店した。それ以降、秋葉原地区の店舗はすべてソフマップブランドに統一・再編されている。
- ヤマギワソフト館(千代田区外神田3丁目13-12 IMYビル)
- 閉店後はソフマップパソコン総合館として営業。アニメ・アイドル関連のイベントスペースは秋葉原アミューズメント館に継承された。
- 2010年11月にソフマップAKIBA DutyFree'sに改装したが、2011年7月には音楽CD館などを吸収したアキバ☆ソフマップ1号店に再改装され、かつてのヤマギワソフト館の業態に近い形に戻った。
- ヤマギワソフトA館(旧:映像館)(千代田区外神田4丁目2-9)
- 閉店後はソフマップDVDソフト館として営業し、後にソフマップ買取センターへとリニューアルするも、2017年2月28日に閉店。
- 2017年5月8日から9月30日にかけて解体された[3]。
- ヤマギワソフトアニメ館(旧:B館)(千代田区外神田4丁目2-1 丸芝ビル)
- 閉店後はソフマップ音楽CD館として営業し、2011年6月にソフマップモバイル館へとリニューアルするも、2017年3月12日に閉店。
- 2017年5月8日から9月30日にかけて解体された[3]。
- ヤマギワU-SHOP(旧:U-SHOP2)(千代田区外神田4丁目2-7 信沢ビル)
- 閉店後はソフマップデジタルクリニックとして営業し、後にソフマップコンピュータクリニックへとリニューアルするも、2017年2月19日に閉店。
- 2017年5月8日から9月30日にかけて解体された[3]。
関東地区
名古屋地区
ソフマップ統合以前に閉店した店舗
秋葉原地区
- ヤマギワU-SHOP1(千代田区外神田3丁目13-10)
- 住友不動産秋葉原ビル建設による再開発のため2006年1月20日に閉店。
関東地区
- ヤマギワソフト世田谷店(東京都世田谷区千歳台3丁目20-1)
- ヤマギワ世田谷店の1コーナー。2000年に石丸電気への家電部門事業譲渡に伴い閉店。
- ヤマギワソフト横浜店(神奈川県横浜市中区羽衣町2-5)
- ヤマギワ横浜店の1コーナー。2000年に石丸電気への家電部門事業譲渡に伴い閉店。石丸電気閉店後、2018年現在はパチンコ店のアビバ関内店。
- ヤマギワソフト千葉店(千葉県千葉市中央区祐光3丁目2-1)
- ヤマギワ千葉店の1コーナー。1998年4月5日に閉店。
名古屋地区
大阪地区
Remove ads
提供番組
テレビ番組
- テレビdeラジオ ヨロシク!DJ (テレビ愛知)
- BANG! (テレビ愛知)
ラジオ番組
- ラジオ・アニメどんぶり(TBSラジオ)
- 林原めぐみのTokyo Boogie Night (TBSラジオ) - ネット局の東海ラジオのみ。番組自体はその後も存続している。
- 青春ラジメニア(ラジオ関西) - 番組自体はその後も存続している。
火災事故
2004年2月10日午後2時前に、秋葉原のヤマギワソフト館で原因不明の火災が発生した[4]。
死傷者は出なかったものの、入居しているビルが1階から4階までが焼失し、全焼に近い状態となった。被害額は約4億6800万円だが全額が損害保険で補填された[5][6]。検査の結果、ビルは修復可能と判断され、全面的な改修工事が行われ同年8月13日に営業再開した。
後にたこ足配線による過電流による発火が原因という報道があったが、ソフマップは報道を否定するプレスリリースを出しており、現場検証では原因不明という結果だったとしている[7]。
なお、この建物のはす向かいの交差点が秋葉原通り魔事件の現場である。
脚注・出典
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads