トップQs
タイムライン
チャット
視点

リッキー・ギブソン

ウィキペディアから

Remove ads

リッキー・ギブソンRicky Gibson、本名:Rick Cain1952年11月19日 - 2006年9月15日)は、アメリカ合衆国プロレスラーフロリダ州ペンサコーラ出身。

概要 リッキー・ギブソン, プロフィール ...

ロックンロール・エクスプレスで活躍したロバート・ギブソンの実兄であり、ロバートとの兄弟タッグチーム、ザ・ギブソン・ブラザーズThe Gibson Brothers)でも活動した[4]

1975年7月の全日本プロレス初来日時、ミサイルキックを日本で初公開したことで知られる[3]

Remove ads

来歴

要約
視点

YMCAレスリングを学び、プロレス会場での写真やコーラの売り子を経て、地元ペンサコーラをサーキット・エリアとするアラバマNWAガルフ・コースト地区にて、1970年に17歳でデビュー[2]

若手のベビーフェイスとして活動し、1972年12月29日にバトルロイヤルで優勝してNWAアラバマ・ヘビー級王座を獲得[5]1973年12月7日にはスティーブ・カーンと組んでガルフ・コースト地区のUSタッグ王座にも戴冠した[6]1974年からは、長年の主戦場となるテネシーのNWAミッドアメリカ地区にも参戦し、1974年6月3日にジェリー・ローラーを破りNWA南部ジュニアヘビー級王座を獲得している[7]

1975年7月、全日本プロレスの『サマー・アクション・シリーズ』に初来日。開幕戦では外国人エースの一角ボビー・ダンカンのパートナーに起用されてメインイベントに出場し、ジャイアント馬場&アントン・ヘーシンクと対戦した。シリーズ第14戦目となる7月21日の新潟市体育館大会では、ジャンボ鶴田を相手にコーナーポスト最上段からのミサイル・ドロップキックを日本で初公開[3]、試合には敗れたものの話題を集めた(後に鶴田はこの技を、大一番の切り札として使用するようになる)[8]

1976年ボブ・ガイゲルが主宰していた中西部セントラル・ステーツ・レスリングに進出し、10月1日にブルドッグ・ボブ・ブラウンからNWAセントラル・ステーツ・ヘビー級王座を奪取[9]。10月25日にはハーリー・レイスの挑戦を受け、時間切れ引き分けで防衛に成功した[10]。以降もボブ・スローターなどを相手に防衛戦を行い、11月22日まで王座を保持している[9]

主戦場のテネシーでは、同地区のトップスターだったビル・ダンディーともコンビを組み、1977年1月24日にデビッド・シュルツ&ダッチ・マンテルを破ってNWA南部タッグ王座を獲得[11]。5月1日にも、前年にデビューした弟のロバート・ギブソンをパートナーに、デニス・コンドリー&フィル・ヒッカーソンから同タッグ王座を奪取、ギブソン・ブラザーズとしての初戴冠を果たしている[11]

以降、1970年代末よりロバートとのギブソン・ブラザーズでの活動を本格的に開始。1979年6月20日にはロサンゼルスにてツイン・デビルズを破りNWAアメリカス・タッグ王座を獲得[12]。テネシーでは1980年から1982年にかけて、NWAミッドアメリカの後継団体CWAにて、キューバン・アサシン&イラニアン・アサシン、ブロンド・ボンバーズ(ラリー・レイザム&ウェイン・ファリス)、ミスター・オーニタ&マサ・フチスタン・レーン&スウィート・ブラウン・シュガーなどのチームを相手に、NWAからAWAの認定タイトルとなった南部タッグ王座を争った[11]

1983年はアラバマのサウスイースタン・チャンピオンシップ・レスリングにてシングルプレイヤーとして活動したが、自動車事故により引退を余儀なくされた[2][4]。その後、散発的にリングに復帰し、リッキー・リー・ジョーンズRicky Lee Jones)のリングネームでジム・クロケット・プロモーションズなどに出場するも[13]、本格的なカムバックを果たすことはなかった。

1994年8月5日、ジム・コルネットが主宰していたスモーキー・マウンテン・レスリングにて、ロバート・ギブソン&リッキー・モートンロックンロール・エクスプレスセコンドとして公の場に久々に登場[4]。対戦相手チームのクリス・キャンディード&ブライアン・リーマネージャータミー・リン・シッチとも対峙した。

2006年9月15日、フロリダ州ミルトンの自宅にて死去[2]53歳没

Remove ads

得意技

ミサイル・ドロップキック

獲得タイトル

スーパースター・チャンピオンシップ・レスリング
ガルフ・コースト・チャンピオンシップ・レスリング / サウスイースタン・チャンピオンシップ・レスリング
  • NWAアラバマ・ヘビー級王座:3回[5]
  • NWAガルフ・コースト・ヘビー級王座:1回[15]
  • NWA USジュニアヘビー級王座:1回[16]
  • NWA USタッグ王座(ガルフ・コースト版):1回(w / スティーブ・カーン[6]
  • NWAテネシー・タッグ王座:1回(w / ジミー・ゴールデン[17]
  • NWAサウスイースタン・タッグ王座:2回(w / ジミー・ゴールデン)[18]
NWAミッドアメリカ / コンチネンタル・レスリング・アソシエーション
  • NWA南部ジュニアヘビー級王座(ミッドアメリカ版):1回[7]
  • NWA南部タッグ王座(ミッドアメリカ版) / AWA南部タッグ王座:6回(w / トミー・ギルバート、ビル・ダンディーロバート・ギブソン×4)[11]
  • NWA世界6人タッグ王座(ミッドアメリカ版):1回(w / トミー・ギルバート&エディ・マーリン)
  • NWAミッドアメリカ・タッグ王座:3回(w / スティーブ・コバックス、ビル・ダンディー×2)
セントラル・ステーツ・レスリング
  • NWAセントラル・ステーツ・ヘビー級王座:1回[9]
NWAハリウッド・レスリング
  • NWAアメリカス・タッグ王座:1回(w / ロバート・ギブソン)[12]

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads