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リミエ級巡洋艦

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リミエ級巡洋艦
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リミエ級巡洋艦 (Limier Class) はフランス海軍が建造した1,000トン台の機帆走巡洋艦で5隻が建造された。フランス海軍ではこの大きさの艦は通報艦に分類していたが後に三等巡洋艦に分類し、本級はその呼称で呼ばれる最初の艦級となった。

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概要

本艦は機帆走巡洋艦「ドゥクレ(Decres)」の縮小版としてフランスの植民地警備や海外任務に使用する艦として設計・建造された。

艦形と武装

船体の基本形状は艦首水面下に衝角をもつ船体に3本のバーク式マストと中央部に1本煙突を持つ当時の一般的な蒸気船の形態である。

本艦の外観の特徴として艦首船首楼の前部甲板上に艦首砲として16cm単装砲を1基を配置、舷側に14cm単装砲を片舷2基ずつ計4基を配置している。

同型艦

  • リミエ(Limier)
ブレスト工廠で1868年竣工、1887年除籍。
  • デストレ(D'Estrees)
シェルブール工廠で1869年竣工、1891年除籍。
  • アメラン(Hamelin)
ロリアン工廠で1868年竣工、1889年ハルク(倉庫艦)となる。
  • レルミット(L'Hermitte)
ブレスト工廠で1869年竣工、1874年海難喪失。
  • ヴォルタ
シェルブール工廠で1869年竣工、1884年8月に清仏戦争に参加。1892年除籍。


参考図書

世界の艦船増刊 フランス戦艦史」(海人社)

関連項目

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