リヤド・エア

リヤド・エア（Riyadh Air）はサウジアラビア第二の国営航空会社^[5][6]。2025年第3四半期より運航を開始する予定である^[7]。

リヤド・エア
Riyadh Air
طيران الرياض

IATA RX[1] ICAO RXI[2] コールサイン RIYADH AIR
設立	2023年3月12日 (2年前) (2023-03-12)
運航開始	2025年（予定）[3]
ハブ空港	キング・ハーリド国際空港
航空連合	未加盟
親会社	パブリック・インベストメント・ファンド
保有機材数	1機
就航地	100都市（予定）[3]
本拠地	サウジアラビア・リヤド
代表者	ヤシール・アル・ルマイヤン（英語版）（会長） トニー・ダグラス（実業家）（英語版）（CEO）[4]
外部リンク	www.riyadhair.com

概要

ボーイング787-9の垂直尾翼に描かれたリヤド・エアのマーク

2023年3月12日、サウジアラビアの皇太子であるムハンマド・ビン・サルマーンは、リヤドを拠点とする新たな航空会社となるリヤド・エアの設立を発表した^[5][6]。同月14日にはボーイング787-9を確定39機、オプション33機の計72機を発注した^[8][9]。

同年6月4日にはボーイング787-9に施された同社の塗装を初公開した^[10]。さらに国際航空運送協会(IATA)から航空コードである「RX」が付与された^[11]。同月13日には、サウジアラビア民間航空総局（英語版）(GACA)がリヤド・エアに定期旅客航空輸送経済ライセンスを付与した^[12]。

2023年8月10日、初のスポーツスポンサーとして、スペインのサッカークラブであるアトレティコ・マドリードと契約を行った^[13][14]。
同年11月14日、サウディアと提携を行う覚書を締結した。これがリヤド・エアにおける最初の航空会社との提携契約となる^[15]。

2024年10月30日に、同社初のエアバス機であるエアバスA321neoを60機発注した^[16][17]。
2025年1月には予備機及び訓練機用としてボーイング787-9を1機リースで導入し^[18][19]、同社初の保有機となった。

2025年4月、同社はGACAより、航空運送事業許可(AOC)を取得した^[20]。

提携航空会社

リヤド・エアが現在提携を行う予定の航空会社は以下の通りである^[21]。

スターアライアンス加盟会社

• 中国国際航空^[22]
• エジプト航空^[23]
• シンガポール航空^[24]
• ターキッシュ エアラインズ^[25]

スカイチーム加盟会社

• 中国東方航空^[26]
• デルタ航空^[27][28]
• サウディア^[15]
• ヴァージン・アトランティック航空^[29][30]
• エールフランス^[31][32]
• KLMオランダ航空^[31][32]

機材

リヤド・エア　機材一覧（2025年6月現在）^[33][34]

機材	運用数	発注数	座席数					備考
			F	C	W	Y	計
エアバスA321neo	-	60[16][17][35]	未定
エアバスA350-1000	-	25[35][36][37]	未定					25機のオプション付き
ボーイング787-9	0	39[8][9][38]	-	28	39	223	290[39]	33機のオプション付き 2025年後半より受領予定
	1	-		30	-	255	285	オマーン・エアからのリース機 予備機及び訓練機[18][19]
計	1	124

• 
  ボーイング787-9

スポンサーシップ

リヤド・エアは様々なスポーツチーム・大会とスポンサー契約を締結している。

• アトレティコ・マドリード^[13][14]
• 北中米カリブ海サッカー連盟^[40]
• WTAファイナルズ・リヤド^[41]
• LIVゴルフリーグ^[42]

関連項目

• サウディア - サウジアラビア第一の国営航空会社
• エスタディオ・メトロポリターノ - 命名権を購入し、リヤド・エア・メトロポリターノの呼称が用いられている。