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レセム
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レセム(英語: Lethem)は、ガイアナのアッパー・タクトゥ=アッパー・エセキボ州の州都[3]。タクトゥ川に面したブラジル国境沿いの町で、対岸はロライマ州ボンフィムである。
首都ジョージタウンと付近の村、ブラジルを結ぶ交通の要所で、ブラジルとの経済的結びつきが強い。人口は1,702人(2012年国勢調査[2])。人種別だと混血が半数以上を占め、次いでアメリカ先住民が多い。またポルトガル語話者が少数ながらいる[2]。
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歴史

町名は1941年から1947年まで英領ギニア総督を務めたゴードン・レセムに由来する。
1958年、ルプヌニ県の県都となった[3]。1969年、ルプヌニ反乱がレセム近郊で発生した。1980年、行政区画再編に伴いアッパー・タクトゥ=アッパー・エセキボ州の州都となった[3]。
2009年、ブラジルが500万ドルの費用を負担しタクトゥ川橋が開通した。ガイアナとブラジルが初めて陸路で結ばれたことで、両国間の貿易促進が期待されている[4]。
2017年10月20日、村から町に昇格した[5]。
気候
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社会
レセムはルプヌニ・サバンナに位置し、多くの観光地、カウボーイ牧場が存在する。地元の動植物としてはマンゴー、ココナッツ、カシューナッツの木がよく見られ、近隣のセント・イグナティウスにはカシューナッツ加工工場がある。
レセムにはいくつかの商業施設があり、特にブラジル人が頻繁に訪れる。買い物客はボア・ヴィスタ、マナウス、パカライマ、ベネズエラのSanta Elena de Uairénなどからやって来る。街ではガイアナ・ドルとレアルが流通し、一部の店舗ではアメリカ合衆国ドルも受容され始めている。
イースターの週末はロデオイベントが開催される。住民・アメリカ先住民による綱引き大会など出し物もあり、国内外から観光客が訪れる[7]。
町内南東にはレセム空港がある[8]。
出典
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