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レ・ディタリア級装甲艦
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レ・ディタリア級装甲艦 (Fregate corazzate della classe Re d'Italia) とはイタリア海軍が1860年代に購入した装甲艦の艦級である。イタリア海軍では一等装甲蒸気フリゲートと分類していた。
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概要

まだ国内の工業力が未発達であったイタリアは宿敵オーストリア=ハンガリー帝国海軍に対抗すべく、アメリカに装甲艦2隻を発注した。これは本級である。この当時のアメリカ合衆国は南北戦争中で海軍は未発達であり、そのために本級は木造艦に鉄板を要所に貼り付けた様式となった。
本艦の基本構造は鉄製で3本のマストと一本煙突と艦首に装備された衝角を持つ装甲フリゲートとしてアメリカで設計・建造された。船体側面部に120mm装甲板が張られた砲廓(ケースメート)を持ち、20.3cm(76ポンド)鋼製ライフル砲を単装砲架で片舷1基ずつ計2基と20.3cm(72ポンド)鉄製滑腔砲を単装砲架で片舷2基ずつ計4基と16.4cm鉄製ライフル式単装砲を片舷15基ずつ計30基を配置した。
同型艦
1861年11月21日にアメリカ、ニューヨーク、ウィリアム・ウェップ造船所にて起工、1863年4月18日進水、1864年9月18日竣工、1866年7月20日にリッサ海戦で戦没。
1861年12月にアメリカ、ニューヨーク、ウィリアム・ウェップ造船所にて起工、1863年8月29日進水、1864年3月12日竣工、1875年3月31日に除籍。艦名「ポルトガル王」はルイス1世に因む。
関連項目
参考文献
- 「世界の艦船増刊第41集 イタリア戦艦史」(海人社)
- 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)
外部リンク
- Re d'Italia本級の説明
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