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ロケットリーグ

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ロケットリーグ
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ロケットリーグ』(: Rocket League)は、Psyonix LLCより配信されたゲームソフト。対応プラットフォームはSteamPlayStation 4Xbox OneNintendo Switch

概要 ジャンル, 対応機種 ...

ジャンプやロケット飛行ができる特殊な車を操作してサッカーを行う架空のスポーツを題材としている。略称は『ロケリ』。

当初は有料での配信であり、2020年9月24日0:00(日本時間)より基本無料化された[1]。無料化に伴い、Steamでの配信は終了し[注 1]Epic Gamesストアでの配信が開始された[1]

2021年11月にはモバイル向けスピンオフゲーム『ロケットリーグ サイドスワイプ(Rocket League Sideswipe)が配信開始された(後述)。

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概要

ジャンプやロケットダッシュを利用した加速、飛行も可能な「ロケットカー」を操作してサッカーを行うゲーム。プレイ人数は1対1から4対4まで変更可能。オンライン時は最大8人同時プレイが可能となっている[2]

また、サッカーの他に、アイスホッケー形式(3対3)、バスケットボール形式(2対2)等も追加されている。(→ゲームモード

フィールド内は天井も含めて金網で覆われており、アウト・オブ・バウンズ(OB)は無く、ロケットカーも壁に沿って走ることが可能。ボールを相手ゴールに入れると1点を獲得し、制限時間内により多く得点を獲得したチームの勝利となる。1ゲームは制限時間5分だが、オプションで変更も可能。

ゲーム開始はカウントダウンで始まる。キックオフはなく、互いに中立の位置にボールが置かれ、各チームのロケットカーはボールを中心に点対称になるように配置される。ロケットカーの配置は複数のパターンからランダムに選ばれる。 ボールがゴールに入ると、ボールが初期位置に、ロケットカーが再配置される。

フィールド上では各所に「ロケットダッシュ」のためのチャージポイントが設置されており、通過すると取得(一定時間で再出現)。ロケットカーはこのチャージしたポイントを消費してロケットダッシュが可能となる。

ゲーム終了は制限時間経過後にボールが着地した時、若しくはゴールに入った時となる。(制限時間が経過しただけではゲーム終了とならない)ゲーム終了時に同点の場合は制限時間のないサドンデス延長戦となり、先にゴールを決めた方の勝利となる。

ファウルの類は無く、相手のロケットカーに体当たりして妨害、および破壊することも認められている[3]。破壊されたロケットカーは数秒後に復帰する。

車が壁面や天井を走ったり、強い衝撃を受けるとロケットカーが爆発したり、ゴールするとボールが爆発して周囲の車が吹き飛んだりといった派手な演出が特徴。

日本版では発売以来、課金アイテムであるゲーム内クレジットを購入できなかったが、無料化と同時に課金が可能となった[1]

2019年5月7日、本作の開発会社であるPsyonixをアメリカのゲーム会社Epic Gamesが買収したことが発表された[4]

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ゲームモード

オンラインプレイ

インターネット回線を介して最大8人での対戦を行う。

大きく3つのカテゴリーに分けられている。「カジュアル」はノーレート戦である。「コンペティティブ」と「追加モード」は、試合結果に応じてランクづけされるレート戦となっている。

【カジュアル】
スタンダード、ダブルス、デュエル、カオス
概要の基本ルールに基づきそれぞれ3対3、2対2、1対1、4対4で試合を行う。
【コンペティティブ】
スタンダード、ダブルス、ソロデュエル
概要の基本ルールに基づきそれぞれ3対3、2対2、1対1で試合を行う。「カジュアル」にあった4対4(カオス)は無い。
【追加モード】
スノーデイ
ホッケー形式の試合を3対3で行う。ボールが滑りやすいパックになり、スタジアムも専用のものとなる。
バスケットボール
バスケットボール形式の試合を2対2で行う。独自のゴールが設置された専用のスタジアムになり、実際のバスケットボール同様に試合開始時にボールが真上に投げられる。
ランブル
11種類のパワーアップが使用可能な状態で3対3の試合を行う[5]
パワーアップは前のものを使い終わってから10秒ごとに自動で供給され、任意のタイミングで使用できる。
ドロップショット
六角形の板が敷き詰められた専用のスタジアムで3対3の試合を行う。このスタジアムにはゴールが無く、敵陣の床にボールを落とすことで穴を開け、そこにボールを落とし込むことで得点を獲得できる。なお穴はボールしか通さないので、空いた穴にロケットカーが落下してしまうことはない。

その他のモード

エキシビジョン
オフラインでの対戦を行う。CPUとの対戦や、観戦も可能。
シーズン
CPU相手にリーグ戦を行う。
ガレージ
入手したアイテムを使用しロケットカーのカスタマイズを行う。
カスタマイズ項目やアイテムはボディの種類や色、ロケット使用時の排出物(煙や炎など)等多く存在するが、ボディの種類による当たり判定の若干の違いを除き、基本的に性能に影響はない[3]
トレーニング
チュートリアルでゲームの基礎を学んだり、練習を行うモード。
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追加ダウンロードコンテンツ

ロケットカー

スーパーソニック・フューリー
ドミナスとタクミの2種類の車体とホイールやペイントなどの装飾。それらを使用したトロフィー/実績も追加される。
バトルカーの逆襲
スカラベとジッピーの2種類の車体とホイールやペイントなどの装飾。それらを使用したトロフィー/実績も追加される。
バック・トゥ・ザ・フューチャー
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場したデロリアンのデザインの車体(ホイール変更等のカスタマイズ不可)。燃えるタイヤ痕や飛行中のタイヤの変形など、原作の様々なギミックが再現されている。
カオス・ラン
リッパーとグロッグの2種類の車体とホイールやペイントなどの装飾。それらを使用したトロフィー/実績も追加される。
バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス
映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(原題:Batman v Superman: Dawn of Justice)』に登場したバットモービルのデザインの車体(ホイール変更等のカスタマイズ不可)。
エスパー
アップデート『ネオ・トーキョー』で追加された同名の新フィールドに着想を得てデザインされた車体。AKIRAの金田バイクを四輪にしたようなデザインをしている。
マサムネ
上記エスパーと同じく追加された車体。
マローダー
前作に当たる『スーパソニック・アクロバティック・ロケットパワード・バトルカー (Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars) 』から復刻された車体。
アフターショック
上記マローダーと同じく復刻された車体。
トリトン
アップデート『アクアドーム』で追加された同名の新フィールドに着想を得てデザインされた車体。潜水艦のような外見をしている。
プロテウス
上記トリトンと同じく追加された車体。同じく潜水艦風の外見で、操作できないが物理計算で揺れる2本の作業用アームが付いている。
ヴァルカン
アップデート『スターベース ARC』で追加された同名の新フィールドに着想を得てデザインされた車体。
ツインミルIII
ホットウィール(Hot Wheels)のツインミルIIIのデザインの車体。コラボ商品だが、デロリアンやバットモービルと異なり全ての項目がカスタマイズ可能。
ボーンシェイカー
ホットウィール(Hot Wheels)のボーンシェイカーのデザインの車体。上記ツインミルIIIと同じく全ての項目がカスタマイズ可能。
アイスチャージャー
映画『ワイルド・スピード ICE BREAK(原題:The Fate of the Furious / Fast & Furious 8)』に登場するダッジ・チャージャーのデザインの車体。全ての項目がカスタマイズ可能。
チャージャー R/T
映画"The Fast and the Furious"に登場するダッジ・チャージャーのデザインの車体。全ての項目がカスタマイズ可能。
ワイパーが残っているなど、アイスチャージャーより無改造に近い姿となっている。
スカイライン GT-R R34
同じくThe Fast and the Furiousに登場する日産・GT-Rのデザインの車体。全ての項目がカスタマイズ可能。
ライセンス契約で登場する車体の中では初の日本車となる。
DCスーパーヒーローズパック
ダークナイト ライジングのタンブラー、映画『バットマン』のバットモービル、その他DCコミックスのキャラクターをイメージしたアイテムのセット。
バットマン版バットモービルはドーン・オブ・ジャスティス版バットモービルと同様に色のみカスタマイズ可能。
タンブラーは色すら変更できないが、代わりにデカールを変更して迷彩柄にできる。
ジュラシック・ワールド カーパック
ジュラシック・ワールドジープ・ラングラーや装飾用アイテムのセット。
ラングラーはロケットトレイルのみカスタマイズ可能。
トリプルスレットDLCパック
ホットウィール(Hot Wheels)のガゼラGT、MR11、ファスト4WDのデザインの車体。
デカール以外の項目は全てカスタマイズ可能だが、殆どのデカールは色が固定されている。デフォルトデカールとダイキャストのみ色と質感の両方を変更出来るが、違いはロケットリーグのロゴマークやエンブレムの有無のみである。

その他

NBAフラッグパック
NBAの公式30チームのフラッグをアンテナとしてバトルカーに装着出来るパック。

クロスプラットフォーム対応

本作はクロスプラットフォームに対応している。

  • Xbox One版、Nintendo Switch版、PC版同士のクロスプレイは2017年11月に実装[6]
  • PS4版はPC版とのクロスプレイのみ対応していたが、[7]2019年1月15日よりXbox One版、Nintendo Switch版とのクロスプレイに対応した[8]

eスポーツ

本作はその競技性の高さから数々の大会が開かれており、eスポーツタイトルのひとつとなっている。

開発元であるPsyonixは2016年3月から定期的に公式大会を開いている(Rocket League Championship Series英語版)。

日本国内においても、Logicool G CUP、全国高校eスポーツ選手権などで本作が競技タイトルとして採用されている[9][10]

2024年3月公開の日本映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜』は、本作のeスポーツを題材としている[11]

評価

受賞歴

さらに見る 受賞年, 賞 ...
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ロケットリーグ サイドスワイプ

概要 ジャンル, 対応機種 ...

ロケットリーグ サイドスワイプ(Rocket League Sideswipe)は、2021年に配信開始されたiOS/Android向けカーサッカーゲーム。

原作『ロケットリーグ』のエッセンスをそのまま、2D化などのアレンジを加え、スマートフォンでのプレイに最適化している[28]

2021年3月にオーストラリアニュージーランド在住のAndroidユーザー向けにアルファテストを実施[29]。同年11月15日にオセアニア地域向けに配信開始[23]したのを皮切りに、11月29日にかけて配信地域を全世界に拡大した[27]

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その他

  • かつて「コンペティティブ」にはソロスタンダードというモードがあった。これは、パーティでの参加はできず、双方のチームとも単独のプレイヤーによりマッチングされるモードであったが、2020年9月をもって削除された[30]
  • PlayStation Plusの2015年11月4日から12月1日までの「フリープレイ」対象になっていた。PS4版には限定マシンとして、ツイステッドメタル (Twisted Metal) からゲスト参戦したスウィートトゥースが登場する[31]
  • Xbox One ダウンロード版は発売当初から追加ダウンロードコンテンツ「スーパーソニック・フューリー」、「バトルカーの逆襲」、「カオス・ラン」が含まれる。また、 一定の条件を満たすとXbox One 専用バトルカー(『Halo』 のワートホグの特別バージョン“ホグ・スティッカー”と『Gears of War』の“アルマジロ”)が使用できる。
  • Nintendo Switch 版では、マリオをモデルにした“Mario NSR”とルイージをモデルにした“Luigi NSR”、メトロイドシリーズサムスのガンシップがモデルの“Samus' Gunship”が登場する。
  • PC版(Steam)とPS4版にGame of the Year Editionが2016年11月22日(PS4日本ストアでは2016年12月12日)より配信された。追加ダウンロードコンテンツ「スーパーソニック・フューリー」、「バトルカーの逆襲」、「カオス・ラン」が含まれる[32][33]
  • タイトル画面でコナミコマンドを入力するとタイトルロゴとBGMが前作"Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars英語版"のものになる。背景のスタジアムも前作に登場したWastelandになる。
  • PS5でPS4版を、XSX/SでXBO版をプレイする場合、4K出力[注 2]・120fps出力・HDR出力に対応する[34]
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脚注

外部リンク

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