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㹨川流域横穴墓群

横浜市栄区内の㹨川流域に形成された複数横穴墓群の総称。 ウィキペディアから

㹨川流域横穴墓群
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㹨川流域横穴墓群(いたちがわりゅういきよこあなぼぐん)とは、神奈川県横浜市栄区を流れる㹨川をとりまく山々に存在していた幾つもの横穴墓群遺跡の総称。「鎌倉型横穴墓(鍛冶ヶ谷式横穴墓)」という独特な形の横穴が特徴だったが、今も存在するのは七石山横穴墓群など少しだけになった。

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㹨川 2017年9月撮影
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㹨川流域横穴墓群の1つ宮ノ前横穴墓群神奈川県横浜市栄区鍛冶ケ谷

概要

神奈川県では、古墳時代から奈良時代始めまで、山の斜面に洞窟型墓地である『横穴墓群』が多く造られた。県東南部の㹨川の流れる地域は、横浜市と鎌倉市境の山深い丘陵地だが、この山々の斜面にも横穴墓が掘られた。

このあたりの横穴墓の特徴は、遺体の安置場である玄室の奥に、さらに棚のような「棺室」を掘り造った「鎌倉型横穴墓」というタイプである[1][2]

㹨川の流域には(「鎌倉型」でない横穴も多少混在するが)、かつては約20群200基以上という膨大な横穴墓群が存在した[3]

㹨川流域横穴墓群の例

今現在、存在しないものも列挙したが、七石山横穴墓群宮ノ前横穴墓群中居丸山横穴墓群正翁寺墓地裏横穴墓群松ヶ崎横穴墓群ひこしヶ谷横穴墓群などは今もある。

詳しく載っている本

  • 鵠沼女子高等学校地歴研究部 『横浜市戸塚区㹨川流域の横穴群について』1964年(昭和39年)3月20日発行

脚注

参考資料

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