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MAアルミニウム
日本の非鉄金属メーカー ウィキペディアから
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MAアルミニウム株式会社(エムエーアルミニウム)は、日本のアルミニウム専業の準大手メーカー。2022年4月1日にアルテミラグループとして設立され、同日、三菱アルミニウム株式会社から事業の譲渡を受けた。
ここでは事実上の前身である、三菱アルミニウム株式会社(みつびしアルミニウム)についても記述する。三菱アルミニウムは、三菱グループに属し、三菱マテリアルが過半数の株式を保有する連結子会社で、かつ三菱金曜会及び三菱広報委員会[5]の会員企業であった[6][7]。事業譲渡後、2022年4月、三菱アルミニウム株式会社は株式会社エム・エム・エーに商号変更し、法人としては存続している。
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沿革
- 1962年
- 1968年1月 - 富士製作所がJISマーク表示許可工場に認定。
- 1970年1月 - 三菱アルミニウム株式会社に社名変更[8]
- 1985年11月 - 米国アラバマ州に、自動車熱交換器用押出材の生産を目的とした合弁会社サーマレックス社を設立。
- 2017年11月23日 - 当社親会社である三菱マテリアルが、子会社の三菱電線工業、三菱伸銅、三菱アルミニウムの3社で、品質の不正があったことを発表。
- 2018年1月12日 - 経済産業省が、当社富士製作所のアルミ製品について、品質管理体制に問題があることを理由に日本工業規格(JIS)の認証を認証機関から取り消されたと発表。
- 2019年4月 - 立花金属工業を完全子会社化[9]。
- 2021年4月 - 立花金属工業の全株式を開明伸銅へ譲渡[10][11]。
- 2022年
- 3月 - 三菱マテリアル株式会社の事業がアルテミラ株式会社へ売却。
- 4月 - 三菱アルミニウムから事業を承継したMAアルミニウム株式会社が事業を開始。三菱アルミニウムが株式会社エム・エム・エーに商号変更。
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不祥事
アルミニウム箔カルテル問題
2005年11月11日、公正取引委員会より、食品の包装材の材料などに使われるアルミニウム箔について、製造販売会社6社とその子会社1社が価格カルテルを結んでいたとして排除勧告を行った。排除勧告の対象は、当社の他、東洋アルミニウム(大阪市)、日本製箔(同市)、住軽アルミ箔(東京都千代田区)、サン・アルミニウム工業(千葉市)、東海アルミ箔(横浜市)、及び当社子会社のエムエーパッケージング(東京都港区)。
エムエーパッケージング社以外の6社は2002~2004年にかけて、アルミ箔加工用の原材料1キロあたりの販売価格を現行より、2002年10月出荷分で50円▽04年4月分から40円▽05年2月分から30円、それぞれ値上げすることを決定。三菱アルミ以外の6社は、錠剤などの容器のふたに使われるアルミ箔の価格を現行より、2004年7月出荷分から5~10%値上げすることを決めた。また7社は、値上げに応じない顧客に対し、納期を意図的に遅らせていた。顧客が抵抗し値上げが進まなかったため、実質的な値上げ幅は1キロあたり20~30円だった。
アルミ製品データ改竄
当社富士製作所において、顧客2社に出荷したアルミ板で、性能を満たしたようにデータを書き換えていたことが、2016年11月に実施した同社の社内調査で判明。資料が残る過去数年分も調べると、さらに14社に対して基準に満たないアルミ製品の品質データの数値を改竄(かいざん)していることが明らかとなった。改竄は数年前から社内で認識されていたにもかかわらず、調査で発覚するまで改竄が行われていた。同社では契約の性能を満たしていない製品を、顧客の了承を得て出荷する「特別採用」と呼ぶ商慣行を悪用、無断納入していた。
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脚注・出典
関連項目
外部リンク
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