対角行列
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数学、特に線型代数学において、対角行列(たいかくぎょうれつ、英: diagonal matrix)とは、正方行列であって、その対角成分((i, i)-要素)以外が零であるような行列のことである。
この対角行列は、クロネッカーのデルタを用いて (ci δij) と表現できる。また、しばしば
- diag(c1, c2, ..., cn)
のようにも書かれる。
性質
例
三重対角行列
要約
視点
三重対角行列(さんじゅうたいかくぎょうれつ、tridiagonal matrix)とは、主対角線とその上下に隣接する対角線にだけ非零の成分を持つ行列であり[1]、疎行列の一種である。
数値解析においてしばしば三重対角行列を含む方程式が現れる。このような方程式はトーマスアルゴリズムあるいは三重対角行列アルゴリズム (TDMA) と呼ばれる、計算量のオーダーがO (n) の解法を用いて解かれる。
参考文献
関連項目
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