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世界幸福度報告

幸福度調査のレポート ウィキペディアから

世界幸福度報告
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世界幸福度報告(せかいこうふくどほうこく、英語: World Happiness Report)は、国際連合の持続可能開発ソリューションネットワークが発行する、幸福度調査のレポートである。この調査における幸福度とは、自分の幸福度が0から10のどの段階にあるかを答える世論調査によって得られた数値の平均値であり、主観的な値である(データはギャラップ社によるもの)。報告においては、この幸福度を、GDP健康寿命を含む6つの説明変数を用いて回帰分析し、各説明変数の寄与を求めて分析している。

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世界幸福度報告書(2024年)によって測定された世界の幸福度のレベル

初回の報告書は、2012年4月に出版された[1]。第2回報告は2013年になされ[2]、以降は毎年発行されるようになった。

ランキング

要約
視点

データでは150以上の国や地域を対象としている。それぞれの国の幸福度は0~10の値からなる各個人の回答の数値の平均値である。

説明変数は

  1. 人口あたりGDP(対数)
  2. 社会的支援(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)
  3. 健康寿命
  4. 人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)
  5. 寛容さ・気前の良さ(過去1か月の間にチャリティなどに寄付をしたことがあるか)
  6. 腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)

の6つであり、回帰分析で得られるこれらの説明変数の幸福度に対する寄与が与えられている。なお、下表におけるグラフは寄与の値そのものではなく、各項目ごとに最低の国(ディストピアと呼ぶ)よりどれだけ良いかを示したものであり、したがって最低値は0となっている。

2019年のランキング

さらに見る 総合順位, 国 ...

2016年のランキング

凡例
  人口あたりGDP
  人生選択の自由度
  寛容さ、気前のよさ
  信頼する気持ちの大きさ、裏切りのなさ、腐敗の少なさ[3]
さらに見る 総合順位, 国 ...
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日本のランキング推移[7]

日本は2010年代前半は40位台をキープしていたが、後半には50位台に転落しており、2017年 - 2020年は毎年過去最低を記録していたが、2021年は回避した。

  • 2012年 44位
  • 2013年 43位[8]
  • 2014年 (無し)
  • 2015年 46位[9]
  • 2016年 53位
  • 2017年 51位[10]
  • 2018年 54位[11]
  • 2019年 58位[12]
  • 2020年 62位
  • 2021年 56位[13]
  • 2022年 54位[14]
  • 2023年 47位[15]
  • 2024年 51位

脚注

関連項目

外部リンク

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