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世良美術館

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世良美術館(せらびじゅつかん)は、昭和を代表する洋画家小磯良平に師事した女流画家世良臣絵が開設した美術館[1]。2025年3月に閉館することが発表されている[1]

概要 世良美術館, 施設情報 ...

概要

1992年兵庫県神戸市東灘区の世良の自宅敷地内に開館した[1]。世良臣絵の個人美術館で、1階サロンでは世良の油彩作品、地下1階では世良の水彩作品、2階プチギャラリーでは世良のガラス絵、2階サロンでは小磯良平や田村孝之介小松益喜竹中郁など神戸ゆかりの作家の作品(デッサンの小品など)を展示している[2]

美術館の建物は、瀬戸本淳が設計。

神戸市建築文化賞他多数受賞している。塔の部分にあたる大きな螺旋階段で、地下1階から2階まである展示室を巡ることができる。83名収容のサロンでは、音楽リサイタル、コンサートが毎週のように行われてきた。

2009年に世良が亡くなった後、スタッフが引き継いだが、資金面の問題から世良の17回忌に当たる2025年3月に閉館することになった[1]。美術館の入館は2024年12月末で終了し、2025年1月から3月まではイベント参加者のみの入館となる[2]

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世良臣絵略歴

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螺旋階段
  • 1911年 東京麻布に生まれる
  • 1948年 小磯良平に師事
  • 1963年 一水会会員
  • 1968年 銀座・日動サロンにて個展
  • 1988年 サージ・マルジス賞受賞
  • 1989年 神戸・大丸百貨店にて個展 
  • 1992年 世良美術館を開館
  • 1989年 アートワールド賞受賞
  • 2001年 亀高文子記念・赤艸社賞受賞

施設

  • 展示スペースB1F~2F
  • サロン

所在地

  • 〒658-0047 兵庫県神戸市東灘区御影2丁目5-21

交通

周辺情報

脚注

外部リンク

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