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今尾神社
岐阜県海津市にある神社 ウィキペディアから
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今尾神社(いまおじんじゃ)は、岐阜県海津市にある神社。旧社格は郷社。春の大祭は、「今尾の左義長祭」として知られ、大規模な左義長であり、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている[1]。
祭神
- 主祭神
- 豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)
- 配祀神
- 天津大神(あまつおおかみ)
歴史
慶長19年(1614年)、今尾の伊勢神宮神領に外宮より豊受姫大神を勧請し、神明神社として創建される。
明治29年(1896年)、今尾の産土神とされる天津神社(創建時期不明、郷社)が長良川、揖斐川の洪水で流出する。御神体は無事であり、神明神社に仮移設される。
昭和3年(1928年)、神明神社に天津神社が合祀される。この際に地名より今尾神社に改称される。
昭和9年(1934年)、社殿を改築する。
境内社
祭事
今尾の左義長

- 旧暦1月17日に行われる左義長であり、各氏子組毎に作り上げられる物は鼓型で、高さ6m、周囲6m、重さ2tになる。使われる竹は1,000本以上という。この鼓型竹神輿に、神宮大麻や今尾神社、今尾秋葉神社の神札を結び付け、正面には海老の飾り物をつけ、「 和合楽 」「 自福円満楽 」「 家内長久 」と大書した五色旗を立てる。
- 当日早朝、今尾神社で神事が行われた後、御旅所の今尾秋葉神社の方に各氏子の手で運ばれ、宮司の手から神前の灯明の火を取り継ぎ氏子が点火する。火花が飛び散るこの周りを長襦袢、白足袋姿の若者が走り回る。7割が燃えたころに、その年の恵方の方位へ倒して吉凶を占う。この残り火で焼いた餅を食べると無病息災という。
- 明和4年(1767年)に境外社の今尾秋葉神社が創建されているのだが、左義長は今尾秋葉神社創建以前より行われていたという。安政5年(1858年)、今尾藩9代目藩主竹腰正富が倹約令により左義長を中止させたところ、今尾藩で大火が起きてしまったという。このことから翌年には、火難災難厄除けの祭りとして再開されている。
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立地
- 所在地
- 交通アクセス
- 最寄バス停:名阪近鉄バス海津線 バス停「今尾」下車後、徒歩約8分(北へ約650m)
参考文献
- 木村照 編『岐阜県の主要神社巡り』長良天神神社、1997年。
関連項目
脚注
外部リンク
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