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伊勢志摩総合地方卸売市場

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伊勢志摩総合地方卸売市場(いせしまそうごうちほうおろしうりしじょう)は、三重県伊勢市西豊浜町にある準公設(第3セクター運営)の地方卸売市場である。

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概要 種類, 市場情報 ...
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概要

伊勢市、鳥羽市志摩市度会郡玉城町南伊勢町度会町が出資する伊勢志摩総合地方卸売市場株式会社が運営する(第三セクター[2])。資本金は4億円[3]。伊勢志摩総合地方卸売市場株式会社の代表取締役社長は伊勢市長が兼任する。

取扱品目は青果物水産物である[2]仲買人はおらず、直接買受人が卸売業者から買い付けている[2]観光地伊勢志摩卸売市場であるが、ホテルや旅館で買参権を持つ業者は少ない[4]

水産物部門の買受人は2008年時点で355人である[2]。うち51.7%が伊勢市に居住する[3]。主な供給先はスーパーマーケット量販店である[5]。水産物の集荷先は県内3割、県外7割で[2]、鮮魚が6割、塩干加工品が2割強、冷凍魚が1割強となっている[6]。水産部門は3つの問屋を統合して発足したため、現在でも旧来の問屋の名残で鮮魚1部・2部・3部に分かれている[4]

  • 敷地面積:約58,200m2[7]
    • 市場面積:48,616m2[3]
  • 駐車場:約18,500m2、721台の車が収容可能[7]
  • 建設費:32億円[6]
  • 市場取扱高:108億円(2007年度)[6]
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交通アクセス

沿革

  • 1980年昭和55年)9月8日 - 伊勢商工会議所にて会社創立総会が開かれる[8]
  • 1980年(昭和55年)9月12日 - 伊勢志摩総合地方卸売市場株式会社が創立する。
  • 1982年(昭和57年)4月27日 - 市場の開場式を挙行する[7]
  • 1982年(昭和57年)5月7日 - 市場での営業を開始する[9]
  • 1992年平成4年)5月3日 - 開場10周年を記念して「市場まつり」を開催する[10]
  • 1993年(平成5年)11月1日 - 三重県内で初めての大型青果保冷売場(鉄骨平屋建て、約700m2)が完成、稼働を開始する[11]
  • 2007年(平成18年)4月29日 - 「伊勢志摩総合地方卸売市場開場25周年記念市場まつり」を開催する[12]
  • 大型店など同市場を通らない流通が増加するなどの要因により、青果物と水産物の合計取扱高は1991年度から1993年度までの約170億円をピークに減少、2006年度は約110億円となった[13]

参考文献

  • 常清秀(2009)"三重県伊勢志摩総合地方卸売市場の流通実態"『水産物消費流通の構造変革について-平成20年度事業報告-』(財団法人東京水産振興会、平成21年8月):73-82.
  • 馬場治(2009)"平成20年度調査研究の実施概要とまとめ"『水産物消費流通の構造変革について-平成20年度事業報告-』(財団法人東京水産振興会、平成21年8月):1-10.
  • 『広報いせ 昭和55年9月25日 第450号』(発行:伊勢市役所)3頁 記事「伊勢志摩総合地方卸売市場株式会社が創立 社長に加藤市長」
  • 『広報いせ 昭和57年4月25日 第486号』(発行:伊勢市役所)2~3頁 記事「待望の伊勢志摩総合地方卸売市場が完成」
  • 『広報いせ 昭和57年5月25日 第488号』(発行:伊勢市役所)1頁 表紙「威勢よくセリ声響く 伊勢志摩総合地方卸売市場、開業」
  • 『広報いせ 平成4年4月10日 第715号』(発行:伊勢市役所)記事「開場十周年を記念して『市場まつり』を開催」
  • 1993年11月2日付け 中日新聞 朝刊 14頁 三重版 記事「伊勢志摩総合地方卸売市場 大型保冷売場が稼働 県内初 新鮮な青果物提供へ」
  • 1996年3月17日付け 中日新聞 朝刊 20頁 伊勢志摩版 記事「総合卸売市場の損益状況を報告 伊勢市協議会で市」
  • 2007年4月20日付け 中日新聞 朝刊 16頁 伊勢志摩版 記事「総合卸売市場の25周年まつり来て 伊勢で29日」
  • 2007年4月30日付け 中日新聞 朝刊 15頁 三重総合版 記事「場内を一般開放 開場25周年祝う 伊勢志摩総合地方卸売市場」
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脚注

関連項目

外部リンク

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