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伊吹おろし

濃尾平野から渥美半島にかけての地域において、冬季に北西の方角から吹く季節風 ウィキペディアから

伊吹おろし
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伊吹颪(いぶきおろし)は、濃尾平野から渥美半島にかけての地域において、冬季に北西の方角から吹く季節風の呼び名である[1][2]。これらの地方から見て伊吹山の方角から吹くことからこの名がある。

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揖斐川左岸から望む伊吹山
濃尾平野には冬に北西の伊吹山方面から伊吹山おろしの乾いた冷たい季節風が吹く

なお、冬季以外も伊吹山方面から風が吹くが、特に呼称はない。

概要

濃尾平野の北西には若狭湾から琵琶湖を経て伊吹山の麓の関ケ原に至る回廊状の地形が存在する。このため、日本海側の冬の季節風がこの回廊を通って吹き込んでくる。この風は若狭湾~琵琶湖で降雪や曇天をもたらし、関ヶ原を越えるころには乾いた冷たい風となって濃尾平野に吹き込む。これが伊吹おろしと呼ばれるものである。

さらに見る 1月, 2月 ...
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校歌・寮歌

伊吹山の近辺にある小学校、中学校、高校の校歌には、伊吹おろしが題材に使われていることが多い[1]

伊吹おろしが登場する作品

脚注

関連項目

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