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伊福部達

日本の工学者 ウィキペディアから

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伊福部 達(いふくべ とおる、1946年(昭和21年)3月18日[1] - )は、日本の工学者[2]東京大学名誉教授[2]北海道大学名誉教授。音響学電子工学医療工学の境界分野で活躍している。北海道沙流郡平取町二風谷にあるマンロー邸出身[2]作曲家伊福部昭は叔父にあたる[2][3]。実父の宗夫は元北海学園大学教授、工学博士。

ポーランド文化人類学ブロニスワフ・ピウスツキの録音した樺太アイヌの音楽が入った蝋管の再生技術の研究がNHKで取り上げられ、レーザー再生機の開発も行っている。テレビ各局で使用されている緊急地震速報音(チャイム)の作成者でもある[2][3]

略歴

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エピソード

緊急地震速報のチャイム音考案においては、叔父の昭が作曲した『シンフォニア・タプカーラ』の第3楽章を参考にした案が速報音に採用された[2]。同じく昭の作品であるゴジラのテーマも一時検討された[6]

指導学生にビー・ユー・ジー創業者の服部裕之など[7]

出演番組

著書

  • 『脳科学と芸術』(共著) 工作舎 2008年(平成20年) ISBN 978-4-87502-414-9
  • 『福祉工学の挑戦 : 身体機能を支援する科学とビジネス (中公新書) 』中央公論新社、2004年
  • 『人工現実感の評価』培風館、2000年
  • 『音の福祉工学』コロナ社、1997年
  • 『音声タイプライタの設計』CQ出版、1983年 doi:10.11501/12600040
  • 「福祉工学への招待: ヒトの潜在能力を生かすモノづくり (叢書・知を究める)」ミネルヴァ書房 2014年8月10日

脚注

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