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伊藤朱里
日本の小説家 ウィキペディアから
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伊藤 朱里(いとう あかり、1986年3月10日[1] - )は、日本の小説家。女性[2]。静岡県浜松市出身[3]。お茶の水女子大学文教育学部卒業。
経歴・人物
幼少期に祖母にワープロを買ってもらい文章を打ち始め[4][5]、高校から大学にかけて原稿用紙10枚に満たない作品を書き上げるようになる[5]。最初に読んだ記憶のある本は高峰秀子『にんげん蚤の市』[5]。他、「ドリトル先生」シリーズ、「クレヨン王国」シリーズ、姉の本棚にあったファンタジー小説などを読んで育った[5]。
お茶の水女子大学文教育学部を卒業[6]後、就職するが、2013年に朝井リョウのデビュー作『桐島、部活やめるってよ』を読んでショックを受け[5]、退職して小説を書いては応募する生活を送る[7]。2015年、「変わらざる喜び」で第31回太宰治賞を受賞[8]。同年、同作を『名前も呼べない』に改題し刊行、小説家デビュー[9]。
ハロー!プロジェクトのファンであり、推しメンはJuice=Juiceの段原瑠々[10]。
作品リスト
単行本
- 『名前も呼べない』(2015年11月 筑摩書房 / 2022年9月 ちくま文庫)
- 名前も呼べない(初出:『太宰治賞2015』掲載「変わらざる喜び」を改題)
- お気に召すまま(書き下ろし)
- 『稽古とプラリネ』(2017年3月 筑摩書房)
- 『緑の花と赤い芝生』(2018年9月 中央公論新社 / 2023年7月 小学館文庫)
- 『きみはだれかのどうでもいい人』(2019年9月 小学館 / 2021年9月 小学館文庫)
- 『ピンク色なんかこわくない』(2022年2月 新潮社)
- 「赤い小鳥」(初出:『小説新潮』2017年11月号)
- 「誘惑の家」(初出:『yom yom』2018年6月号)
- 「ピンク色なんかこわくない」(初出:『yom yom』2018年12月号)
- 「幸福な母親」(初出:『yom yom』2020年10月号)
- 「わが家は花ざかり」(書き下ろし)
- 『内角のわたし』(2023年3月 双葉社)
- 『あなたが気づかなかった花』(2025年1月 PHP文芸文庫)
- 『※個人の感想です』(2025年1月 KADOKAWA)
雑誌等掲載作品
- 小説
- 「婦女子のめざめ」 - 『小説BOC 5(2017年春)』(中央公論新社、2017年4月)
- エッセイ等
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脚注
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