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佐々木安美
日本の詩人 (1952-) ウィキペディアから
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佐々木 安美(ささき やすみ、男性、1952年11月1日[1] - )は、日本の詩人。
経歴
山形県大石田町出身。高校入学の際に上京。詩誌「ジプシーバス」などで詩を発表し、雑誌「詩学」(詩学社)で投稿欄の選者を務めた。現在、詩誌「一個」(栗売社)を井坂洋子、高橋千尋と発行。詩誌「生き事」(松下育男、廿楽順治、阿部恭久、岩佐なを、柿沼徹)同人。
1987年、詩集『さるやんまだ』(遠人社)で、第37回H氏賞を受賞した[2]。1990年に第4作目の詩集となる『心のタカヒク』を発表したが、その後はいったん詩の創作活動を中断する[3]。2011年、詩集『新しい浮子 古い浮子』(栗売社)で、第20回丸山豊記念現代詩賞を受賞した[3][4][5]。久留米大学にて行われた贈呈式では、「わたしの詩の原点」と題した講演を行うとともに、自作の詩の朗読を行った[4]。
作風
ヘラブナ釣りを趣味としており、釣りを題材とした詩が多い。『新しい浮子 古い浮子』が丸山豊記念現代詩賞を受賞した際、高橋順子は「人間の生の実質、不気味なところ、おかしなところが浮かび上がってみえるユニークな詩集」[3]であると論評している。そのうえで、詩作における佐々木の視点について「魚眼レンズで世の中を見ている」[3]と評している。
受賞歴
著作
脚注
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