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佐幌岳

北海道にある山 ウィキペディアから

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佐幌岳(さほろだけ)は、北海道中央部新得町南富良野町の境界にある山。日高山脈の最北部に位置する。

概要 佐幌岳, 標高 ...

名はアイヌ語で下方の川の意の「サオロオペツ」に由来する[1]。古くは「サオロ岳」とも呼ばれた[2]

狩勝峠の北4 kmにあり、山体は花崗岩主体だが、周辺部の大部分は、十勝溶結凝灰岩の台地となっている。頂上には石狩アイヌと十勝アイヌの伝説にまつわるチャランケ(=談判)岩がある。

1954年(昭和29年)に新内側からの、1961年(昭和36年)に狩勝峠側からの登山道が開かれた。

第二次世界大戦前から滑降スキー場として使用され、1961年(昭和36年)には、国有A級スキー場の指定を受けた。1980年(昭和55年)に初めてリフトが置かれ、狩勝高原スキー場(後のサホロリゾートスキー場)として再開発された。

第二次世界大戦中から、1948年(昭和23年)ころまで、頂上に気象観測所が、後には気象庁佐幌岳測候所が置かれ、1974年(昭和49年)11月1日に、新得町側標高900 mに佐幌岳雨量観測所が設置され、2009年(平成21年)まで観測を続けた。頂上の気象観測所跡地には、1978年(昭和54年)[いつ?]に避難小屋が建てられた。

山麓のうち48.71 haが、佐幌岳風致探勝林に指定され[3]、488.38 haが佐幌岳野外スポーツ地域に[1]、470.56 haが佐幌岳風景林に指定されている[4]

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脚注

参考文献

関連項目

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