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佐賀県立美術館
佐賀県佐賀市にある公設美術館 ウィキペディアから
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佐賀県立美術館(さがけんりつびじゅつかん)は、佐賀県佐賀市城内にある県立美術館である。佐賀県立博物館とは通路で接続する。
設立の経緯・運営
1970年(昭和45年)に開館した佐賀県立博物館は当初、美術館の機能も兼ね備えていた。その後、佐賀県政100年記念事業として1980年(昭和55年)に佐賀県が計画を作成、1983年(昭和58年)10月8日に開館し、博物館からその機能を移した[2][3]。2014年11月 - 2015年7月には9か月を掛けて老朽化対策を兼ねた内装などの大規模な改修を行った。
佐賀県立博物館と一体運営されており、館長以下運営機構は同一である。厳密には、佐賀県による博物館事業の一分野として美術館があるという位置付けになっている。両館の差異や県立の他の博物館との棲み分けなどについては議論もある[3][1]。なお、住所も同一である[4]。
実績
テーマ展
GLAM施設との交流事業
収蔵する芸術家の周年に、九州各地で開かれるGLAM施設へ作品を貸し出してきた。2022年は青木繁と坂本繁二郎両名の生誕140年を迎えて美術館の交流事業を行った。
教育活動
展覧会を観覧する利用者に役立つ文献の紹介ほか、館員の研究活動を紹介する。
学童向けの企画を行う。以下は2011年分の例。
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収蔵品の一覧(一部)
美術家
50音順。
工芸品
博物資料
エピソード
2020年東京オリンピックの聖火リレーでセレブレーション会場に指定されると、スポンサー企業4社と各都道府県実行委員会がランナーを公募し、組織委員会の発表によると応募は延べ53万5717件である[79]。聖火ランナー1万名前後が聖火リレーに参加した。
主な収蔵品
佐賀県にゆかりのある近現代の芸術家の絵画、彫刻、工芸品、書などを展示する[2]。2014年3月末時点で収蔵品の点数は約3700点である[1][80]。
付属の施設
OKADA-ROOM - 常設展示室。県出身の近代洋画家岡田三郎助がテーマ。展示替えを重ねて主な作品を展覧し功績を顕彰している[81]。
岡田三郎助アトリエ - 館外に画家のアトリエを東京都渋谷区の旧宅から移築して復原[注釈 5]。アトリエに接続した増築部分「女子洋画研究所」を含む[84][85]。
古賀忠雄 彫刻の森 - 県出身の彫刻家古賀忠雄の作品を館外に展示している[86]。
- ギャラリー
- 「矢調べ」岡田三郎助・1893年
- 「裸婦」岡田三郎助・1935年
収蔵品の画像や概要は公式サイトの「SAGAデジタルミュージアム」ページにて検索・閲覧できる。
特色
- 施設貸出
- 2号・3号・4号展示室:通常は常設展を行い、展覧会などへ貸し出す。また発表会や演奏会など外部の企画を行う空間は他に2階画廊、ホール(客席は一般487席、障がい者対応5席[注釈 6])。
- 館内ビュー
Google ストリートビューの協力により、美術館入口(エントランス)から1階ホールまでの内観およびOKADA-ROOMの展示資料をホームページ上で閲覧できる[90]。
基礎データ
所在地
佐賀県佐賀市城内1-15-23
開館時間
9:30 - 18:00[4]。
休館日
月曜日・年末(12月29日 - 12月31日)[4]
観覧料
- 常設展の観覧料は無料。
- 企画展の期間中に限り、有料(料金はその都度異なる。)
- 高校生以下および身障者・介助者は無料)[4]。
交通
- JR九州長崎本線佐賀駅より徒歩30分・タクシーで11分[91]。
- 同駅より佐賀市営バスで15分(「博物館前」で下車、徒歩1分)[91]
- 西九州自動車道佐賀大和インターチェンジより自動車で25分[91]
駐車場は計114台分。博物館東側の収容台数75台の施設(障がい者用3台を含む)、博物側の施設を利用可、
- 利用料は無料。
- 利用時間[92]
- 東側 7:00 - 21:00
- 博物側 9:00 - 20:00
建物
建物は2階建ての鉄筋コンクリート造である[3]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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