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元叟行端

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元叟行端(げんそう ぎょうたん)は、末から元代に活動した臨済宗大慧派の禅僧である。大慧下5世。

概要 元叟行端, 尊称 ...

生涯

宝祐3年(1255年)、台州臨海県にて儒家の家に生まれる。俗姓は何氏。杭州化城院で叔父の茂上人に就いて出家し、蔵叟善珍の法を嗣ぐ。大徳4年(1300年)、湖州翔鳳山資福禅寺の住持となり、大徳8年(1304年)に勅により中天竺万寿寺の住持を勤めて慧文正辨禅師の号を賜る。さらに霊隠景徳寺の住持となった際に佛日普照禅師の号を得た。至治2年(1322年)、径山興聖万寿寺の住持に就き、至正元年8月4日1341年9月15日)に遷化した。

法嗣は古鼎祖銘、楚石梵琦ならびに愚庵智及ら14名を数えた。語録として慧文正辨佛日普照元叟端禅師語録が編まれている。

参考文献

  • 禅学大辞典編纂所 編 『新版 禅学大辞典』p.226 1985年
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