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兎沢古墳群
静岡県焼津市にある古墳群 ウィキペディアから
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兎沢古墳群(うさぎさわこふんぐん)は、静岡県焼津市野秋字兎沢に所在する、古墳時代最終末期から奈良時代前半(7世紀〜8世紀前半)の古墳群。
概要
高草山から駿河湾(大崩海岸)に張り出し、東海道の要衝として静岡平野と志太平野を分断する山塊にあり、東海道新幹線・国道1号・東海道本線のトンネル直上に位置する。古墳分布域の標高はおよそ97〜127メートルを測る[1]。
1959年(昭和34年)、1982年(昭和57年)、1986年(昭和61年)に調査が行われている。稜線上に10基の古墳が所在するとされていたが[2]、近年では5号墳・10号墳が欠番とされ[3]、8基とされている[4][1]。1982年(昭和57年)に行われた農道敷設工事事業では、静岡県埋蔵文化財調査研究所によって計画道路上に位置する4号墳が発掘調査され、横穴式石室から7世紀前半の須恵器短頸壺が出土した[5]。またこの調査の際、斎藤忠により9号墳の石室奥壁からイノシシや鳥とみられる線刻画が発見された[6]。
4号墳は調査後に解体されたが、残りの7基は保存され石室の見学が可能である。
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註釈
参考文献
関連項目
外部リンク
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