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岩手県道・秋田県道23号大更八幡平線
岩手県と秋田県の道路 ウィキペディアから
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岩手県道・秋田県道23号大更八幡平線(いわてけんどう・あきたけんどう23ごう おおぶけはちまんたいせん)は、岩手県八幡平市から秋田県鹿角市に至る県道(主要地方道)である[1]。
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概要
十和田八幡平国立公園を岩手県側から秋田県側に、東から西へ横断する。県境は標高約1,600メートル (m) の八幡平頂上付近を通り、冬期は11月から4月までの長期にわたって通行止めとなり、通行止め期間の前後は夜間通行止めの措置がとられる。
また、八幡平の両県側の麓の当県道沿線に国立公園のビジターセンターが設置されている。
八幡平市緑ガ丘から国道341号交点にかけては、八幡平アスピーテライン[2][1]の愛称で呼ばれ、絶景道路として有名である。かつては有料道路であったが、1992年(平成4年)4月1日に無料開放された。
路線データ
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歴史
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路線状況
毎年冬季閉鎖期間が終了する4月下旬には、開通式が岩手・秋田両県側で行われ、「雪の回廊」として観光できるようになっている[13]。
秋田県側は、県境から後生掛温泉付近まで仙北市を通るが、道路の管理は秋田県道318号八幡平公園線とともに便宜上仙北地域振興局ではなく鹿角地域振興局が行う。
愛称

- 八幡平アスピーテライン
- 岩手県と秋田県にまたがる八幡平の山中を走る35.3キロメートル (km) 区間(文献により40 kmとも)を指す道路の愛称である[14][15]。11月上旬から4月下旬まで冬季閉鎖される[16]。東北地方有数の絶景ドライブルートでも知られ、かつて有料だった区間は26 kmである[16]。岩手側、秋田側の双方とも、上り口が急カーブが連続する区間で標高を上げてゆき、高原地帯になると山肌に沿って大小のゆったりしたカーブが続き、アップダウンが連続する[14][15]。標高が上がるに従い植生も変化し、火口跡にできた大小の沼が点在しており、変化に富む手つかずの自然景観が見られる道でもある[14]。10月上旬から中旬ごろまで紅葉の名所としても知られており、春先の開通直後は雪の回廊も見どころとなっている[14][15]。なお「アスピーテ」とは楯状火山を意味し、道路の愛称はかつて八幡平が楯状火山と考えられていたことに由来するが、近年では八幡平は成層火山群に分類されている[17]。
冬期閉鎖区間
交通不能区間
- なし[21]
旧有料区間
- 延長:26.4 km
- 起点 : 岩手県八幡平市
- 終点 : 秋田県鹿角市八幡平字切留平
地理

岩手県と秋田県をまたぐ八幡平にあり、両県境は見返峠で奥羽山脈を越える。標高1,613 mの見返峠は八幡平アスピーテラインの最高所で、見返峠の駐車場から徒歩で約30分の位置にある八幡平山頂との標高差は43 mである[15]。岩手県側は岩手山を見ながら、また秋田県側は展望が開けて視界の広い高原の快走路が続く[22]。八幡平は、東北屈指の温泉や秋の紅葉の名所としても知られ、見返峠にある広い駐車場から八幡沼やカマ沼などのある散策路を巡る観光ができる[22]。
通過する自治体
交差する道路
沿線の施設

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脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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