トップQs
タイムライン
チャット
視点
劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!
2016年に公開された日本の映画 ウィキペディアから
Remove ads
『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』(げきじょうばん どうぶつせんたいジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック)は、2016年8月6日より東映系で公開された特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」の『動物戦隊ジュウオウジャー』の劇場版作品。
『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』と同時上映。
キャッチコピーは「超銀河サーカスファイト開幕!」「ぶっちぎりの地球力!この星をなめるなよ!」。
Remove ads
概要
『動物戦隊ジュウオウジャー』の初の単独映画作品。タイトルの通りサーカスを題材としており、撮影にはポップサーカスが特別協力している[出典 1]。サーカス団の設定は、企画段階では人間のサーカスが想定されていたが、『ジュウオウジャー』の独自性を出すため、監督の柴﨑によりジューマンによるサーカス団と設定された[2][3]。
ゲストとして、敵キャラクター・ドミドル役にお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が出演する[4]。また一般公募による1,000人のエキストラが参加している[2][3]。
本作品オリジナルのメカとしてキューブコンドルとコンドルワイルドが登場するほか、テレビシリーズで登場したばかりのワイルドトウサイキングも登場する[2]。例年では1号ロボと追加戦士用ロボの合体形態が登場することは珍しく、監督の柴﨑貴行はテレビでの登場が早かったことから本作品にも登場させることができたことを述べている[2]。
追加戦士である門藤操/ジュウオウザワールドは、本作品の撮影時点では味方になった後の話数の脚本が未完成であったため、操が味方になるテレビシリーズ第19話・第20話の監督である中澤祥次郎とともにキャラクターの詰めが行われた[2]。また、ジュウオウザワールドのスーツアクターであった高田将司がテレビシリーズの撮影時に負傷降板しており、ジュウオウイーグル役の浅井宏輔が代役を務めた[5]。柴﨑は高田のプランを聞いて演出を検討する予定であったため、浅井はキャラクターを掴みきれないまま演じており、後のキャラクター付けとは異なるものになったと述べている[5]。
40作記念ということもあり、本作品では随所のシーンに過去39戦隊に関する要素が散りばめられている[出典 2]。これは柴﨑が美術スタッフと協力して独自に行ったものであり、1回の鑑賞ではわからないぐらいのネタを仕込むことでシリーズファンのリピーター化を狙ったとしている[3]。
Remove ads
あらすじ
人間界で暮らしているジューマンたちが結成したサーカス一座・ワールドアニマルサーカスのショーを見物に来た大和たち。特にセラたち4人のジューマンは同胞たちが元気に生活を送っているのを見て大喜びだった。
そんな中、地球を滅ぼしてサーカス会場にしようと企む宇宙大大大大大サーカス団の団長・ドミドルが現れ、サーカス団ごと子供たちをさらってしまった。ジュウオウジャーはドミドルの野望を打ち砕くために激闘へと身を投じる。
本作品のキャラクター
→テレビシリーズの登場人物については「動物戦隊ジュウオウジャー § 登場人物」を参照
- ペルル
- コンドルのジューマンの子どもでサーカス一座・ワールドアニマルサーカスの一員。ジューマンたちがジューランドへ戻れなくなった後に、人間界で生まれたジューマンであり、ジューランドのことはキューブコンドルが見せる映像でしか知らない。両親は既に故人。
- Vシネマ『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー お命頂戴!地球王者決定戦』にも登場する。
- ドミドル
- 宇宙大大大大大サーカス団の団長。宇宙全体を自分好みのサーカスステージに作り替えようと企んでおり、複数の惑星を潰して丸めて巨大な玉乗りに使ったり、恒星を並べ替えて火の輪をくぐるなど数々の星を思うがままにしている。常にテンションが高く「大大大大大」が口癖。サジタリアークからメーバメダルを盗み、メーバを従えている。手に持つ鞭シルクドウィップ[出典 3]で、あらゆる動物を強制的に自分の下僕にする。人間態も披露。サーカスを見に来ていた子供たちをさらって泣き声を集めて強力なエネルギーに変換、「宇宙特大ブランコを設置するのに邪魔だから」という理由で地球破壊を企む。
戦力
- キューブコンドル
- コンドル型のジュウオウキューブ[出典 5]。キューブナンバーは0[16]。幻想の翼ビッグコンドルウイングはホログラムを見せる機能を持つ[7][14]。首と翼の基部の間に一門ずつ備えている銃口から発射するビーム[7][15]と胴体両脇から発射するパンチ弾[7][15][注釈 2]を武器とする。銃口からは強制合体用の光線も発射。元々はペルルが父親とともに拾い、所有するジュウオウキューブだが、ドミドルの鞭で操られていた。
- コンドルワイルドの上半身を構成する。
- 奪還後は、ワイルドトウサイキングがビッグキングソードを外して剣のように装備しコンドルセイバー[7]となる。刃部分にエネルギーを纏うことで、イーグライザーのような形状に変化させての連続攻撃も使用可能。必殺技は剣全体にエネルギーを纏い、左から右に半円を描き、光の翼を展開したワイルドトウサイキングが、右斜め下に斬り裂くコンドルジュウオウインフィニティ[17]。
- テレビシリーズ本編には直接登場はしないが、ワイルドトウサイドデカキングの必殺技ジュウオウドデカダイナマイトストリーム発動時に確認できる。
- 『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー お命頂戴!地球王者決定戦』にて再登場。この時は幻を見せる能力を利用してジュウオウイーグルとジュウオウバードを融合させ、ジュウオウコンドル誕生に導いている。
- コンドルワイルド[17][注釈 3]
- コンドル、タイガー、エレファントの3体が下から4・5・0の順に積み重なって動物合体した姿。キューブコンドルを操るドミドルが強制合体を行って姿を現して、ジュウオウキングを倒し、ジューマンのみのジュウオウジャーを捕らえた。
- 背中に金色の光の翼を発生させて飛行することが可能。
- 必殺技は空中から拳状のエネルギー弾を連射するコンドルロケットナックル[7][17]。
- 後に『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー お命頂戴!地球王者決定戦』にて再登場し、初めてジュウオウジャーによって運用された。
- ジュウオウキング 1・2・3・4・5[20][注釈 4]
- ジュウオウキング1・2・3、エレファント、タイガーの3体が下から5・4・3・2・1の順に積み重なって動物キューブ合体したジュウオウキングのスペシャルタイプ[22]。横に動きながらジュウオウソードと各部のバリヤーで防御を行う。
- ドミトルが操るキューブコンドルのビーム攻撃を弾くために合体するが、キューブコンドルのパンチ弾による質量攻撃で5と4の部分を崩されていき、ビームで5の部分を攻撃されて完全に合体が解除、ジュウオウキング1・2・3に戻ってしまった上、コンドルワイルドへの強制合体を許してしまった。
- フライングテント号
- ドミドルの宇宙船。宇宙大大大大大サーカス団のテントでもある。
Remove ads
39戦隊の要素
要約
視点
出典 超全集 2017, pp. 82–83, 「スーパー戦隊39アイテム」
Remove ads
キャスト
- 風切大和 / ジュウオウイーグル - 中尾暢樹
- セラ / ジュウオウシャーク - 柳美稀
- レオ / ジュウオウライオン - 南羽翔平
- タスク / ジュウオウエレファント - 渡邉剣
- アム / ジュウオウタイガー - 立石晴香
- 門藤操 / ジュウオウザワールド - 國島直希
- ペルル[注釈 5] - 笹野鈴々音
- 子供A - 田中仁人
- 子供B - 池澤巧貢
- 親A - 笠木泉
- 親B - 吉成浩一
- ドミドル - 吉村崇(平成ノブシコブシ)
- 森真理夫 - 寺島進
声の出演
スーツアクター
- ジュウオウイーグル[5]、ジュウオウザワールド[5] - 浅井宏輔
- ジュウオウシャーク[25] / 獣セラ[25] - 五味涼子
- 獣人レオ[26] / ジュウオウライオン[26] - 竹内康博
- ジュウオウエレファント[27] / 獣タスク[27] - 中田裕士
- 下園愛弓
- 高田将司
- 日下秀昭
- コンドルワイルド[28]、ジュウオウサーカス[29] - 藤田洋平
- ドミドル[1] - 岡元次郎
- 神尾直子
- 蜂須賀祐一
- 橋本恵子
- 団員B[30] - 村岡弘之
- 藤井祐伍
- 清家利一
- 大林勝
- おぐらとしひろ
- 高橋光
- 田中宏幸
- 内川仁朗
- ジューマン男子[31] - 蔦宗正人
- 岡田和也
- サーカスジュウマン[32] - 井口尚哉
- 寺本翔悟
- 榮男樹
- 田中領
- 田中慶
- 松岡千尋
- 北村海
- 隈本秋生
- 三上真司
- 坂内大雅
- 穂積慎也
- 今井結香子
- 白井雅士
- 吉田裕也
- 内山大輔
- 三枝達也
- 中山孟
- 影山大輝
- 菅原将暉
- 坂井良平
- 山口仁美
- 山口真弥
- 森田健一
- 霜田元
- 大河平レオン
- 上平田結花
- 齊藤謙也
- 関谷健利
- 小森拓真
- 松本直也
- 草野伸介
Remove ads
スタッフ
- 製作 - 手塚治(東映)、亀山慶二(テレビ朝日)、高木勝裕(東映アニメーション)、間宮登良松(東映ビデオ)、野田孝寛(アサツー ディ・ケイ)、松田英史(東映エージエンシー)、垰義孝(バンダイ)
- 企画 - 白倉伸一郎(東映)、佐々木基(テレビ朝日)、鷲尾天(東映アニメーション)、加藤和夫(東映ビデオ)、堤直之(アサツー ディ・ケイ)、竹内淳裕(東映エージエンシー)、桃井信彦(バンダイ)
- 原作 - 八手三郎
- 脚本 - 香村純子
- 音楽 - 亀山耕一郎
- 音楽プロデュース - Project.R、本谷侑紀
- 撮影 - 松村文雄、相葉実
- 照明 - 堀直之
- 美術 - 大谷和正
- 録音 - 伝田直樹
- 編集 - 柳澤和子
- 整音 - 室薗剛
- スクリプター - 高山秀子
- 助監督 - 杉原輝昭
- 製作担当 - 東正信
- ラインプロデューサー - 青柳夕子
- 計測 - 森田曜
- 撮影助手 - 佐藤真之、根来佑子、葉山昌堤、長谷川玲子
- 録音助手 - 小池利幸、青木朋弥、村山雄亮、土屋年弘
- 助監督 - 谷本健晋、石黒裕章、篠原拓海
- 進行主任 - 石井宏樹
- 進行助手 - 永井大裕
- 製作デスク - 辻絵里子
- 製作応援 - 喜多智彦
- 音響効果 - 小川広美(大泉音映)
- AP - 菅野あゆみ
- 広報AP - 川勝宥典
- キャラクターデザイン - 篠原保、豊田幸秀
- 技術協力 - 東映デジタルセンター、東映ラボ・テック、株式会社RAID、RED DIGITAL CINEMA SHOT ON RED(RED EPIC)、nac IMAGE TECHNOLOGY、おいぬビジョン、grass valley、BULL、WING-T、GRIFFITH、ATV、alpedia、M・SOFT、Libec、enRoute
- 特別協力 - ポップサーカス
- 協力 - 石森プロ
- 製作プロダクション - 東映テレビ・プロダクション
- エグゼクティブプロデューサー - 佐々木基(テレビ朝日)、疋田和樹(東映エージエンシー)
- プロデューサー - 宇都宮孝明、柴田宏明、望月卓(東映)、井上千尋(テレビ朝日)、矢田晃一、深田明宏(東映エージエンシー)
- アクション監督 - 福沢博文
- 特撮監督 - 佛田洋
- 劇場版「ゴースト・ジュウオウジャー」製作委員会(東映、tv asahi、東映アニメーション、東映ビデオ、ADK、東映エージエンシー、バンダイ)
- 監督 - 柴﨑貴行
Remove ads
音楽
映像ソフト化
2016年12月7日発売。Blu-ray / DVDでリリース。本作品から『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』まで、コレクターズパックのBlu-ray版は本編DVDとのセット販売となり、特典ディスクもDVDに戻されていた。
- 劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック! Blu-ray+DVDセット 通常版(2枚組)
- ディスク1:本編Blu-ray
- ディスク2:本編DVD
- 映像特典(ディスク1、ディスク2共通)
- 特報
- 劇場予告編
- 劇場先付映像
- TVスポット集
- ノンスーパーED
- 映像特典(ディスク1、ディスク2共通)
- 劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック! DVD通常版(1枚組)
- 映像特典
- 特報
- 劇場予告編
- 劇場先付映像
- TVスポット集
- ノンスーパーED
- 映像特典
- 劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック! Blu-ray+DVD コレクターズパック(3枚組)
- ディスク1:本編Blu-ray(通常版と共通)
- ディスク2:本編DVD(通常版と共通)
- ディスク3:特典DVD
- メイキング
- 製作発表会見
- 完成披露スペシャルイベント
- 完成披露上映会舞台挨拶
- 公開2日目舞台挨拶
- 大ヒット御礼舞台挨拶(WEB用動画)
- 39大スーパー戦隊登場アイテムコレクション
- PR集
- ジュウオウデータパーク
- ポスターギャラリー
- 初回限定特典
- 貼ってはがせるジュウオウシール(2種)
- 劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック! DVDコレクターズパック(2枚組)
- ディスク1:本編DVD(通常版と共通)
- ディスク2:特典DVD
- メイキング
- 製作発表会見
- 完成披露スペシャルイベント
- 完成披露上映会舞台挨拶
- 公開2日目舞台挨拶
- 大ヒット御礼舞台挨拶(WEB用動画)
- 39大スーパー戦隊登場アイテムコレクション
- PR集
- ジュウオウデータパーク
- ポスターギャラリー
- 初回限定特典
- 貼ってはがせるジュウオウシール(2種)
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads