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北京地下鉄DKZ4型電車
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北京地下鉄DKZ4型電車(ペキンちかてつDKZ4がたでんしゃ)は、北京地下鉄の電車の一つで、1号線・八通線で運行されている。1999年2月8日から運行開始。別名北京地下鉄S4000系電車と呼ぶ。
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概要
1996年に発注し、1998年に6両編成31本(186両)が製造された。31編成のうち最初の19編成(S401~S419、現在番号更新済)は長春軌道客車製、残りの12編成(S420~S431、現在番号更新済)は北京地鉄車輛廠製である。1999年2月8日から運行を開始した。本車両は北京地下鉄初のVVVFインバータ制御車両である。現在は四恵車両基地と古城車両基地に配置されている。
車体
車体は丸みを帯びた構造である。ドアは引き戸で空気式で、各車両にそれぞれ片側4つのドアがある。車内にはLEDディスプレイやエレクトロニックフラッシュ、液晶ディスプレイが搭載されている。運転席のマスコンはハンドル式で、力行4段+制動7段となっている。
機器類
元制御装置は、東洋電機製造製のGTO素子(4500V/4000A)を用いたVVVFインバータ制御で、出力は1200KVAである[1]。
補助電源装置は40KVA出力の静止形インバータで、直流750Vから交流220V・直流110V・直流24Vに変換する。
改造
2008年の北京オリンピックに備えて、2007年から2012年にかけて北京地鉄車輛廠で改造が行われた。
更新内容は以下の通り:
- 塗装を白色から銀灰色に変更
- 冷房(12kW)の設置(製造当初は扇風機のみ)
- 懐中電灯およびLEDディスプレイの設置
保安装置
1号線の新たなCBTCシステムに対応するため、2013年から2016年まで、運転台コンソールの変更、CBTC用の保安装置の設置、制御装置の交換が行われた。制御装置は、東洋電機製造元設計・湖南湘電東洋電気製のIGBT素子VVVFインバータに変更された[2]。当初、以前のATP装置は客室に置かれていたが、1号線でCBTCの運用が開始された後、元のATP装置は撤去された。現在は全車両で更新が完了している。
編成
凡例 SIV:補助電源装置(静止形インバータ)
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配属
事故など
脚注
関連項目
外部リンク
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