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北村 (北海道)

日本の北海道空知郡にあった村 ウィキペディアから

北村 (北海道)map
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北村(きたむら)は、北海道空知支庁管内中部にあった村。農業で栄えた。

概要 きたむら 北村, 廃止日 ...

2006年平成18年)3月27日栗沢町とともに岩見沢市編入合併された[1]

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地理

空知支庁中部に位置、石狩川の東岸(左岸)に位置する。

北村全体は山地や丘陵などが全く見られない坦々たる平地である[2]。最高点は赤川開拓団地奥の標高14.8メートル、最低点は砂浜の9メートルで、その高低差は5.8メートルに過ぎない[3]

  • 河川: 石狩川、旧美唄川、新赤川、旧赤川、幾春別川、大願川、片倉川[4]
  • 湖沼: 本田沼、共栄沼、蛇沼、日野沼、鏡沼、中沼、三日月沼、大沼、長沼、猫沼、蓴菜沼じゅんさいぬま[4]

隣接していた自治体

村名の由来

1893年に同地にて農場を開設した北村雄治の「北村」から村名が採られた[5]

村内の地名は、北海道内の他市町村と比較して、アイヌ語に由来するものが非常に少ない[6]。理由としてはアイヌの定住者がいなかったことと、土地があまりにも平坦で特徴に乏しかったことが考えられる[6]

沿革

  • 1883年 - 札幌から来た滝本嘉助が樺戸集治監看守として初の入植。
  • 1893年 - 山梨の北村雄治が北村農場を開設[5]
  • 1900年 - 空知郡岩見沢村(現岩見沢市)から分村。
  • 1919年 - 二級町村制。
  • 2006年3月27日 - 岩見沢市へ編入[1]

北村の地質

石狩川や美唄川の沿岸は沖積層であり、土地が肥沃なことから、最初に開拓が着手された[4]

川から遠ざかるにつれて土質は半泥炭となり、岩見沢に近づくほど泥炭層が厚くなって、低位泥炭地から高位泥炭地に移行する[4]

泥炭地の面積は約6000ヘクタールで、村内の約6割を占めていた[4]

姉妹都市・提携都市

経済

基幹産業は農業(稲作)。

教育

  • 中学校
    • 岩見沢市立北村中学校(旧・北村立北村中学校)
  • 小学校
    • 岩見沢市立北村小学校(旧・北村立北村小学校)

交通

バス

道路

施設・名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

社会教育施設等

  • 北村中央公民館
  • 豊正地区公民館
  • 豊里地区公民館
  • 共栄地区公民館
  • 幌達布地区公民館
  • 赤川地区公民館
  • 東地区公民館
  • 豊里地区コミュニティーセンター
  • 美唄達布地区コミュニティーセンター
  • 砂浜地区コミュニティーセンター
  • 北村農村環境改善センター
  • 北村農業者トレーニングセンター
  • 北村温水プール
  • 北村野球場
  • 北村多目的体育館「土里夢」
  • 東地区自然体験宿泊学習館「ぱる」
  • 北村農業資料館
  • 啄木の歌碑と鹿子百合の碑

公共施設等

  • 北村高齢者福祉センター「えみる」
  • 北村休養施設「やすらぎ温泉」
  • 北村上水道配水池
  • 北村農業技術拠点施設
  • 北村農業試験圃
  • 北村農業加工研究センター
  • 北村農業廃棄物処理施設
  • 北村農業集落排水処理施設
  • 北村米感想調整施設「きたむら」

保育所

  • 中央保育所
  • 幌達布保育所(2021年度から休所、2023年度末で廃止[7]
  • 豊正保育所
  • 東保育所

公園

  • 森森ヘルシー公園
  • ヘラブナ公園
  • ふれあい公園

産業

  • いわみざわ農協北村支所
  • いわみざわ農協大富支所
  • 北村商工会
  • 北村赤川鉱山

郵便局・消防・警察

  • 北村郵便局
  • 岩見沢地区消防事務組合北支署
  • 岩見沢警察北村警察駐在所

その他

出身の有名人

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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