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医学のあゆみ

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医学のあゆみ』(いがくのあゆみ)とは、医歯薬出版から発行されている医学総合雑誌である。

概要 医学のあゆみ, ジャンル ...

1946年3月に、東京大学名誉教授・緒方富雄の発想により創刊された[1]。当初はB6判(月刊)であったが、1951年9月号からA5判に、1958年6月から週刊となり、判型もB5判に拡大された。

医療従事者や医学系研究者、医療系学生を対象に、世界と日本の医学・医療の進歩を紹介している。

概要

雑誌の特徴

  • 医学専門誌としては国内唯一の週刊誌である。
  • 医学雑誌には珍しく、特定の領域や診療科に特化した雑誌ではなく、基礎研究から臨床まで幅広い分野をカバーする。
  • 学術論文が中心だが、後半の『FORUM』欄ではエッセイや書評などの読み物・コラムも充実している。

発行形態

「通常号」「第1土曜特集号」「第5土曜特集号」の3種類という独自の発行形態を採用している。

通常号

  • 6~8項目の総説論文からなる80ページ程度の小型特集。毎月第2~4週に発売、年34冊刊行。
  • 個別の疾患・研究分野を取り上げ、簡潔に現況を紹介する。

第1土曜特集号

  • 15~20項目の総説論文からなる120ページ程度の中型特集。毎月第1週に発売、年12冊刊行。
  • 注目を集める疾患・領域について、基礎と臨床の最新動向を解説する。

第5土曜特集号

  • 35~40項目の総説論文からなる200~300ページ程度の大型特集。第5土曜日がある月のみ発売、年4冊刊行。
  • テーマごとに基礎と臨床の最新情報に加え、倫理的問題や社会への影響など学際的な話題も網羅する。

発行・発売日

毎週土曜日

発行部数

8,800部

対象読者

病院勤務医、大学・研究所の臨床・基礎医学研究者など

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編集体制

制作にあたり、各領域の専門家にテーマの提案・助言をもらう編集委員・編集協力者制度を設けている。2022年4月時点の編集体制は以下の通り(五十音順)。

編集委員

  • 飯利太朗(東京大学・聖マリアンナ医科大学)
  • 岩坪威(東京大学)
  • 梅澤明弘(国立成育医療研究センター)
  • 小室一成(東京大学)
  • 竹原徹郎(大阪大学)
  • 戸邉一之(富山大学)
  • 中山俊憲(千葉大学)
  • 畠清彦(国際医療福祉大学)

編集協力者

  • 朝戸裕貴(獨協医科大学)
  • 荒井秀典(国立長寿医療研究センター)
  • 生田宏一(京都大学)
  • 梅崎昌裕(東京大学)
  • 大須賀穣(東京大学)
  • 香月博志(熊本大学)
  • 金森豊(国立成育医療研究センター)
  • 川俣貴一(東京女子医科大学)
  • 菊地利明(新潟大学)
  • 菊地眞(公益財団法人医療機器センター)
  • 岸泰宏(日本医科大学)
  • 北風政史阪和第二泉北病院
  • 久志本成樹(東北大学)
  • 齋藤英胤(慶應義塾大学)
  • 笹野公伸(東北大学)
  • 島田和幸(新小山市民病院)
  • 下畑享良(岐阜大学)
  • 下村伊一郎(大阪大学)
  • 杉田昌彦(京都大学)
  • 滝田順子(京都大学)
  • 辻川明孝(京都大学)
  • 土屋尚之(筑波大学)
  • 貫名信行(同志社大学)
  • 野原理子(東京女子医科大学)
  • 前川真人(浜松医科大学)
  • 牧野茂義(虎の門病院)
  • 丸山彰一(名古屋大学)
  • 三浦哲嗣(北海道科学大学)
  • 宮川繁(大阪大学)
  • 門川俊明(慶應義塾大学)
  • 山蔭道明(札幌医科大学)
  • 山本太郎(長崎大学)
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脚注

外部リンク

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