トップQs
タイムライン
チャット
視点
十輪寺 (埼玉県小鹿野町)
埼玉県小鹿野町にある真言宗智山派の寺院 ウィキペディアから
Remove ads
十輪寺(じゅうりんじ)は、埼玉県秩父郡小鹿野町にある真言宗智山派の寺院。
歴史
創建年代は不明である。中興したのは盛賢であることは分かっているが、盛賢もいつの時代の人物であるかは不明である。かつては約5町(約545メートル)北に位置していたが、享保年間(1716年 - 1736年)に現在地に移転した[1]。
補陀場十五番
当寺の門の前には、いくつかの石碑がある。その中に「補陀場十五番」と刻まれた石碑がある。「補陀場」とは秩父三十四箇所のことである。現在、秩父三十四箇所の第15番札所は少林寺であるが、かつては「蔵福寺」が第15番札所であった。蔵福寺は秩父神社の別当寺であり、明治初期の神仏分離の際に廃寺となってしまった。当寺の末寺の「泉蔵院」も秩父神社にあり廃寺となった。当寺では、撤去費用10両を秩父神社に支払い、蔵福寺と泉蔵院の什物を引き取った。「補陀場十五番」の石碑は、この故事に由来する[1]。
当寺の本尊は、かつては阿弥陀如来であったが、1883年(明治16年)の火災で焼失し、現在は十一面観音が本尊となっている。これは蔵福寺か泉蔵院にあったものといわれている[1][2]。
- 仁王門
- 門前の石碑
文化財
交通アクセス
- 秩父蒔田ICより車11分
- 西武秩父駅または秩父駅より西武観光バス「小鹿野車庫・栗尾ゆき」にて「小鹿野町」下車 徒歩2分
脚注
参考文献
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads