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南大塚古墳群
埼玉県川越市にある古墳群 ウィキペディアから
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南大塚古墳群(みなみおおつかこふんぐん)は、埼玉県川越市にある古墳群。現在、関越自動車道が古墳群を貫いている。現存する古墳は山王塚古墳など13基で、1969年(昭和44年)に埼玉県選定重要遺跡に選定された[1]。このうち山王塚古墳(さんのうづかこふん)が2023年(令和5年)3月20日に国の史跡に指定されている[2][3]。

山王塚古墳
主な古墳
山王塚古墳
南大塚古墳群中最も東に位置する。上円下方墳という特異な形態をしており、1958年(昭和33年)に川越市指定史跡に指定された。下方部の一辺63メートル、高さ1メートル、上円部直径47メートル、高さ3.5メートル。1991年(平成3年)と1996年(平成8年)に周溝の発掘調査が行われている。
山王塚西古墳
直径32メートルほどの円墳であったが、1916年(大正5年)の開墾で破壊された。主体部は、奥壁および側壁は破壊されているが、南に開口する全長11.55メートルの横穴式石室である。副葬品は、大刀2、柄頭1、刀装具片1、留金具片1、鉄鏃片22、刀子1、鉇1、鍬刃先片1、瑪瑙製勾玉6、水晶製勾玉2、漆塗木製練玉1、ガラス製小玉3、ガラス製臼玉14、水晶製切小玉2、金銅製環9、金銅製環片5が出土している。これらの遺物は一括して2010年(平成22年)2月24日に市指定有形文化財に指定された。
菅原神社東古墳

直径20メートルほどの円墳。墳丘の上に菅原神社の社殿が建立され、墳丘の変形が見られる[4]。
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文化財
国指定
- 史跡
- 山王塚古墳 - 1958年(昭和33年)3月6日、川越市指定史跡→2023年(令和5年)3月20日、国の史跡に指定。
川越市指定
- 有形文化財
- 山王塚西古墳出土品 - 2010年(平成22年)2月24日指定。
脚注
参考文献
関連文献
関連項目
外部リンク
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