トップQs
タイムライン
チャット
視点

反則王

2000年のキム・ジウン監督による韓国映画 ウィキペディアから

Remove ads

反則王』(はんそくおう、原題:반칙왕)は、1999年韓国で制作されたコメディ映画2000年に韓国公開、2001年日本公開された。監督:キム・ジウン、主演:ソン・ガンホ

概要 反則王, 監督 ...
概要 反則王, 各種表記 ...

概要

『クワイエット・ファミリー』に続くキム・ジウン監督の第2作目。自分を変えたいと願う独身サラリーマンの奮闘を笑いと悲哀、プロレスアクションを交えて描く。1960~70年代の韓国におけるプロレス黄金期へのオマージュでもある。

日本公開時のキャッチコピーは、『昼はダメダメ銀行マン、夜は覆面プロレスラー』『自分の生き方が劇的に変わることなんて、そうない。「人生のヘッドロック...」貴方は解けますか?』

ストーリー

銀行員のイム・デホ(ソン・ガンホ)は、夢と現実とが噛み合わない日々を送る独身男性。職場では遅刻常習と成績不振で叱責され、プロレス技ヘッドロックで彼を痛めつける上司が心の重圧となっていた。体力に自信のないデホは、せめて上司のヘッドロックを外したいというだけの気持ちで寂れたプロレスジムを訪れるが、かつてファンであったウルトラ・タイガーマスクの写真に感激して入門を希望する。プロレスジムの館長は彼を拒絶していたが、反則レスラーが必要だというプロモーターからの要求を断れず、デホを反則専門のレスラーに仕立て上げることにした。お笑いレスラーとしてデビューを果たしたデホは、やがて本気でトレーニングを重ねるようになっていく。

キャスト

さらに見る 役名, 俳優 ...

スタッフ

  • 制作:オ・ジョンワン
  • プロデューサー:イ・ミヨン
  • 監督:キム・ジウン
  • 脚本:キム・ジウン
  • 撮影:ホン・ギョンピョ
  • 照明:チョン・ヨンミン
  • 美術:ファン・インジュン

エピソード

  • 作品冒頭に挿入されるプロレス中継の映像はキム・イル(大木金太郎)の試合[1]。劇中にも人気選手としてキム・イルの名前があがる。
  • タレントのダンカンが観客役で参加しているが、劇場公開版では出演場面がカットされた[1]
  • 主人公は実在の元プロレスラー、ペク・ジョンホをモデルにしている。彼は韓一銀行(現︰ウリィ銀行)の行員であったが、契約欲しさもあってキム・イル(大木金太郎)に弟子入りし1973年にデビュー。銀行に勤めるとともにプロレス活動を続け、2004年にレスラーとしての引退試合を行った[2]

脚注

参考文献

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads