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合田昌史
日本の歴史家 (1958-) ウィキペディアから
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合田 昌史(ごうだ まさふみ、1958年 - [1])は、日本の歴史学者。京都大学名誉教授。専門は、近世のポルトガル・スペイン海洋帝国を中心とした科学史、海事史、世界分割。文学博士(京都大学)。
経歴
京都大学大学院文学研究科博士課程単位認定退学の後、新潟大学教育学部助手、助教授を務めた[2]。
- 1994年 甲南大学文学部助教授
- 2003年 甲南大学文学部教授
- 2006年 京都大学 文学博士 論文の題は「マゼラン:世界分割を体現した航海者 (Ferdinand Magellan)」[3]。
- 2012年9月 京都大学大学院人間・環境学研究科
教授[4] 2023年4月 - 大阪公立大学現代システム科学域教育福祉学類非常勤講師
- 2024年4月 京都大学名誉教授
研究
研究テーマは以下のようになっている[5]。
私の専門はいわゆる大航海時代のポルトガル・スペイン史です。とくに両海洋帝国による「世界分割」の言説に関心を持っています。近年は地図・絵図・絵画などの図像史料を用いた海事史研究をめざしています。
評価
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科の教授を務める早瀬晋三は合田の著書『マゼラン―世界分割(デマルカシオン)を体現した航海者』を読み、「著者(合田)はマルク史やフィリピン史の代表的な研究書を使いながら、ヨーロッパ史の枠組みを超えることができなかった。」と評した。その原因は、「近世の文書では東南アジア社会の論理がわからないこと」と「東南アジア研究の未発達」であると指摘している[6]。
著作
出典
外部リンク
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