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和合由依

日本の女優 (2008 - ) ウィキペディアから

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和合 由依(わごう ゆい、2008年平成20年〉1月10日[1] - )は、日本の女優。2021年(令和3年)、東京パラリンピック開会式の「片翼の小さな飛行機」で主役を務め、注目を集める[2]。2024年(令和6年)、NHKドラマパーセント』で女優としてデビュー[3]

概要 わごう ゆい 和合 由依, 生年月日 ...

略歴

要約
視点

東京都出身[4]。先天性の羊膜索症候群英語版関節拘縮症英語版により、生来より下半身と左手に障害を持ち、普段は電動車いすで生活している[4][5]

母からの勧めを受けて[5]、2021年(令和3年)開催の東京パラリンピック開会式の「片翼の小さな飛行機」で、演技経験皆無ながらオーディションに参加。5000人以上の応募者の中から主役に選抜される[4]。開会式での「片翼の小さな飛行機」での演技が評価されたことで、2021年(令和3年)に、毎日新聞社による毎日スポーツ人賞(文化賞)を受賞する[6]。また、この開会式を通じて、演技や表現の楽しさを知ることとなる[7]

同2021年、東京パラリンピックに関連するCM『TOKYO 2020 #ARIGATO』でCMデビュー[8]。それまでは台詞の無い芝居だけであったが、「台詞のある役に挑戦したい」との思いにいたり、NHK土曜ドラマのオーディションに挑む[7]。2024年(令和6年)、ドラマ『パーセント』で、女優としてデビューする[3]

映画鑑賞が趣味の一つであり[1]、2022年(令和4年)4月より、毎日新聞社の映画総合サイト「ひとシネマ」の執筆陣に加わり、最年少ライターとしても活動している[1]

人物

東京パラリンピック開会式での起用について、面接を担当した演出家のウォーリー木下は、「表現に貪欲で、純粋さと大人っぽさがある。彼女なら、大役を務めてもらえると思った[9]」「愛らしい表情や強いまなざしで、審査員の満場一致で大役を任せることを決めた[10]」と語っている。開会式での実際の演技について、木下は「一度見たら忘れない表情をする。素晴らしい役者さんだと思う」と評価している[2]。作家の市川沙央は「和合由依さんの才能が認知される機会となった[11]」、国際パラリンピック委員会の広報部長クレイグ・スペンスは「新しいスターが生まれた。日本の人々の心を捉えたと思う。私も恥ずかしいくらい泣いた[12]」と称賛しており、「ハンディキャップを持ちながらも、明るく爽やかな表情や前向きなキャラクターで元気を与えてくれる存在[10]」との声も上がっている。

ドラマ『パーセント』では、プロデューサーである南野彩子はオーディションを振り返って、「(応募者の中で)一段とフレッシュな輝きを放っていた[13]」「オーディション開始5秒、自己紹介からすぐに引き込まれ、『なんて太陽みたいにキラキラした子なんだ…!』とまぶしかった[13]」「ポジティブでお芝居を心から楽しんでいる空気感がすごくて[13]」「朝ドラのヒロインのようなキラキラとした原石感が凄かった[14]」、制作統括の櫻井賢は「圧倒的な力強さがありました」「センスと吸収力が抜群で。『すごい人に出会ってしまった』という思いです[15]」と語っている。その演技力について、共演者(主演)の伊藤万理華は「未知の世界への好奇心と純粋な喜びを反映していて[16]」「彼女の姿勢は、私が初めて演技に触れ、映像の世界にときめいた時の感覚を思い出させてくれました[16]」と語っており、他に「圧倒的な存在感と、繊細に変化する表情に魅せられる[17]」との声も寄せられている。

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出演

テレビドラマ

CM

舞台

  • TRAIN TRAIN TRAIN(2025年予定)[20]

脚注

外部リンク

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