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四ヨウ化ケイ素
硅素のヨウ化物 ウィキペディアから
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四ヨウ化ケイ素(しヨウかケイそ、英: silicon tetraiodide)はケイ素のヨウ化物で、化学式SiI4で表される無機化合物。有機ケイ素化合物の合成原料として使用される。分子間は2.432Åで結合している[1]。
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反応
加熱や、室温での長時間の保管でも安定しているが、水と反応して無水ケイ酸とヨウ化水素に分解するため、四塩化ケイ素と同様に乾燥を要する。アルコールとの反応で無水ケイ酸とヨウ化エチルおよびヨウ化水素を生じ、エーテルとの反応ではケイ酸エチルとヨウ化エチルが生じる[2]。工業的には炭化ケイ素とヨウ素を200℃まで加熱して製造する。シランとヨウ素を130~150℃まで加熱し、ヨウ化シラン(SiH3I)、二ヨウ化シラン(SiH2I2)、三ヨウ化シラン(SiHI3)などを経て生成することもできると考えられている。これらの化合物は、室温では無色の液体である[3]。
脚注
外部リンク
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