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国際科学会議

科学とその応用分野における国際的活動を推進することを目的として、1931年に設立された非政府組織 ウィキペディアから

国際科学会議
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国際科学会議(こくさいかがくかいぎ、International Council for Science)は、科学とその応用分野における国際活動の推進を目的として、1931年に設立された国際的な非政府組織INGO)であり、現存しない。頭字語ICSUは旧称International Council of Scientific Unionsによる。各国の科学団体と国際科学連合を束ね、科学の発展において多国間主義(国際協力)に専念する組織であった。

概要 略称, 合併先 ...
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  加盟団体のある国・地域
  カリブ科学アカデミー、南太平洋大学の加盟者として参加した国と地域

2017年時点の加盟組織は142の国・地域の代表と、専門分野の国際的な科学連合31件を数え、会員、準会員、オブザーバーの小計は122名、準会員も22名加入した[1]。2018年7月に国際学術会議(ISC)設立総会(パリ)を開催、国際社会科学協議会(ISSC)と合併した[2]

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概要

国際科学会議は、アカデミー等の世界各国の主要な学術機関や各学問分野を代表する国際学術団体をとりまとめる組織である。その目的は科学や社会における問題を認識し、その対処方法を示唆するとともに、広範な分野の科学者間の交流を促進し、科学界と政府との建設的な対話を促進することにある[3]。 以下の団体や機関で構成され、日本からは科学アカデミーとして、日本学術会議が加盟している。

主な活動としては、国際地球観測年世界気候計画全球地球観測システム等の国際共同研究事業を展開している。 財源は、加盟団体からの分担金と、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)からの助成金および契約[いつ?]によって賄われている。2009年年時点の収入総額は約423万ユーロ

沿革

第一次世界大戦後の1919年に、アメリカ・イギリス・フランス・インド・ベルギーの学術団体(アカデミー)の呼びかけから各国の学術機関や自然科学に関する国際的な学会連合をまとめる組織としてInternational Research Council(IRC)「万国学術研究会議」が設立された[4][5]。1931年の改組によりInternational Council of Scientific Unions(ICSU)「国際学術連合会議」と改称した。

第二次大戦後の1946年、国際連合教育科学文化機関との合意の元に活動趣旨を改めると、国際的な学会連合を代表するに伴い財政的な援助を受け[疑問点]本格的な活動を開始した。1998年にはInternational Council for Scienceに改称し(「国際科学会議」)、略称はICSUを継承した[6]

改組を受けてICSUはInternational Social Science Council(ISSC)「国際社会科学協議会」と統合し、2018年以降はInternational Science Council(ISC)「国際学術会議」と称する[7][8]。本部はフランスパリにある[8]

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国際共同研究事業

構成

要約
視点

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提携団体

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  • 第三世界科学アカデミー
  • 海洋研究科学委員会
  • 太陽地球系物理学科学委員会
  • 世界科学データシステム(WTS)
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主な出版物

直近の出版順。

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脚注

関連項目

外部リンク

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