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国際スポーツキックボクシング協会
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国際スポーツキックボクシング協会(こくさいスポーツキックボクシングきょうかい、英: International Sport Kick Boxing & Karate Association)は、キックボクシングの王座認定団体[1]。通称、ISKA。本部はアメリカ合衆国フロリダ州[1]。国際スポーツキックボクシング・カラテ協会とも表記される[2]。
1986年7月16日にアメリカでプロ空手協会の元幹部や大手プロモーター、全米ケーブルテレビ局によって企画設立[1]。同年10月9日にヨーロッパ統括本部が設立された[1]。2023年12月末現在、世界49か国が加盟。
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ルール
肘打ち、膝蹴り、ローキックなどの打撃が法的に認められない国があることから、ルールは「フルコンタクト」、「フリースタイル」、「オリエンタル」、「ムエタイ」、「K-1」の5種類に分類されている[1]。後頭部、頸椎、脊椎への攻撃は全ルールにおいて禁止。
原則3分×5ラウンド、女子は2分×5ラウンド、インターバルは1分。「フルコンタクト」は2分×最長12ラウンドであり、7、9、10ラウンドでも可。
- フルコンタクト
- ローキックが禁止であり、腰ベルトラインより上部身体に対してのみ蹴り、パンチでの打撃が有効。長ズボンを着用し、足にはフットパッドと脛当てを着用する。70年代にポイント制の空手競技にボクシングを追加した形でアメリカで誕生したルール。アメリカでは同ルールを採用した競技は消滅状態であり、世界的にもロシア、北欧、フランス等で僅かに生存しているルールである。
- フリースタイル
- ローキックは、全ての部位へ打撃可能。膝や足部位へのパッド等の着用は禁止。キックパンツの着用が義務。足払いも有効。肘打ち、膝蹴りは禁止[3]。
- オリエンタル
- ローキックは、全ての部位へ打撃可能。膝や足部位へのパッド等の着用は禁止。キックパンツの着用が義務。肘打ち、膝による顔面攻撃は禁止[4]。首相撲は短時間のみ認められる[4]。フリーノックダウン制[4]。最終ラウンドを除いて、ゴングに救われることはない。
- ムエタイ
- 膝による顔面攻撃有り、肘打ち有り。フリーノックダウン制。最終ラウンドを除いて、ゴングに救われることはない。蹴り技は、可能な限りスネで防御すること。蹴りを腕で防御しただけでは、ポイントは攻撃者のポイントとなる(腕で防御したのではなく、腕に蹴りを当てられたと解釈)。
- K-1
- 肘打ち、クリンチを禁じるK-1のルールに準ずるもの。
攻撃可不可
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階級
設置階級は男子18階級、女子12階級[1]。2013年9月1日よりポンド基準からキログラム基準に変更され、0.5kg刻みを使用。53.5kg以下の階級はフライ級に統合された。
男子
女子
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主な歴代王者
フルコンタクト
フリースタイル
オリエンタル
ムエタイ
K-1
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アマチュア
アマチュア部門では、世界アマチュアキックボクシング大会やアメリカ式の空手の大会(USオープン大会、ヨーロッパ大会、世界選手権も含む)も定期的に開催している[1]。
ISKA JAPAN
2009年11月に石井和義の実弟である石井俊治が代表に任命された[1]。2015年10月1日に加藤勉が代表に就任[1]。2017年5月14日より中崎寿光が代表に就任[1]。2023年8月12日にISKA JAPAN初の総会が行われた[1]。
2023年4月1日にISKA JAPAN全てのルール統括部長として河邉健司が就任。河邉は同年10月にドイツ・ミュンヘンにてISKA公式レフェリーテストに合格し、ISKA USA総本部並びにISKAヨーロッパ本部よりISKA日本国での公式S級レフェリーとして任命された。同年12月10日に愛知県豊橋市豊橋市武道館にて日本で初のISKAアマチュアスポーツキックボクシング大会開催への認定と審判団の派遣を行う。2024年11月20日にはISKA JAPANのアマチュア部門の代表として任命された。
出典
外部リンク
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