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土井康一
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土井 康一(どい こういち、1978年2月1日 - )は、日本の映画監督・演出家・脚本家。
人物
1978年2月1日、神奈川県横浜市生まれ。2000年学校法人自由学園最高学部卒業、2004年多摩美術大学卒業。大学在学中の2002年から写真家・映画監督として独自の作品を手がける本橋成一に師事し、2008年『バオバブの記憶』などの助監督をつとめる。2009年よりディレクターとして株式会社桜映画社に所属。
2019年 能楽師狂言方大藏流の大藏基誠・大藏康誠親子主演の『よあけの焚き火』で映画監督デビュー。『よあけの焚き火』は650年の伝統を持つ狂言方の家に生まれた実在の親子の姿を通し「伝える」ことの本質、そして「想像力」を持って生きることの大切さを描いた作品である[4]。作品の原点となったのは、湖を舞台に夜更けから夜明けの瞬間までを美しい色彩で描いたポーランド出身ユリー・シュルビッツの絵本『よあけ』と絵本『よあけ』のルーツである中国唐代中期の文学者 柳宗元の詩『漁翁』で、「家族」と「伝えること」という普遍的なテーマを映像に昇華させた。第23回オリンピア国際映画祭最優秀監督賞受賞、第67回サン・セバスティアン国際映画祭正式招待、第21回小津安二郎記念蓼科高原映画祭正式招待作品。
2022年 伝統文化記録映画『野村万作から萬斎、裕基へ』、2024年 文化庁重要無形文化財記録映画『紬織 −村上良子のわざ− 』で最優秀作品賞(文部科学大臣賞)を受賞。
その他、テレビ東京『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』などのテレビ番組やCM、その他ディレクションなど多岐に渡るジャンルで多くの作品を手がけている。
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監督作品
映画
- 『よあけの焚き火』(2019年)
- 『彫金 -山本晃のわざ- 』(2017年) 文化庁 工芸技術記録映画
- 『尾鷲九木浦の正月行事』(2017年) 文化庁 無形民俗文化財記録映画
- 『蒔絵 -中野孝一のわざ- 』(2018年) 文化庁 工芸技術記録映画
- 『野村万作から萬斎、裕基へ』(2022年) 公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団 伝統文化記録映画
- 『紬織 -村上良子のわざ- 』(2024年) 文化庁 重要無形文化財記録映画
テレビ
- テレビ東京
- 『ガイアの夜明け』〜日本の食は大丈夫か?野菜をどう選べばいいのか?〜見直され始めた八百屋の存在〜(2011年11月1日放送)
- 『カンブリア宮殿』〜のどを守って200年 龍角散再生の奇跡ドラマ〜(2015年7月23日放送)
CM
株式会社龍角散 らくらく服薬ゼリー「親子 篇」 30秒(制作年:2016年)
その他、ディレクション作品
- 『アコㇿ青春』-アイヌの人々の人権に関する啓発動画-(法務省人権擁護局 公益財団法人 人権教育啓発推進センター)
- 『スポーツ現場におけるハラスメント防止動画』(公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO))
- 『Attention Please』 筑波大学 広報動画)
- 『ラムサール条約湿地 葛西海浜公園の紹介』(東京都)
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受賞歴
- 一般財団法人日本視聴覚教育協会の教育映像祭[5]
- 2017年 文化庁 工芸技術記録映画『彫金 −山本晃のわざ− 』で優秀作品賞[6]
- 2018年 文化庁 工芸技術記録映画 『蒔絵 −中野孝一のわざ− 』で優秀作品賞[7]
- 2022年 ポーラ伝統文化振興財団 伝統文化記録映画-『野村万作から萬斎、裕基へ』で最優秀作品賞(文部科学大臣賞)[8]
- 2024年 文化庁 重要無形文化財記録映画『紬織 −村上良子のわざ− 』で最優秀作品賞(文部科学大臣賞)[9]
- 国際短編映像祭映文連アワード ソーシャルコミュニケーション部門優秀賞
- 2017年 文化庁 工芸技術記録映画『彫金 −山本晃のわざ− 』
- 2018年 文化庁 工芸技術記録映画 『蒔絵 −中野孝一のわざ− 』
- 2022年 ポーラ伝統文化振興財団 伝統文化記録映画『野村万作から萬斎、裕基へ』
- 2024年 文化庁 重要無形文化財記録映画『紬織 −村上良子のわざ− 』
- 第23回オリンピア国際映画祭 最優秀監督賞
- 2019年 『よあけの焚き火』
出典
外部リンク
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