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地下水道 (映画)

ポーランドの映画作品 ウィキペディアから

地下水道 (映画)
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地下水道』(ちかすいどう、原題:Kanał)は、1957年公開のポーランド映画

概要 地下水道, 監督 ...

アンジェイ・ワイダの名を一躍世界に知らしめた作品で、第10回カンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞した[2]。『世代』に次ぐいわゆる「抵抗三部作」の2作目として知られる。

音楽を担当したヤン・クレンツによるテーマ曲は十二音技法で作曲されている。

あらすじ

第二次世界大戦末期、1944年ワルシャワポーランド国内軍による武装蜂起は、ドイツ軍による容赦ない攻撃で追い詰められ、悲惨な最終段階に達していた。

その中の一つ、ザドラ中尉の率いる中隊は事態打開のため、地下水道を通り、市の中心部に出て活動を続けることにする。夜になって隊員は地下水道に入っていくが、やがて離ればなれになり、ある者は発狂し、またある者は暗闇と悪臭と恐怖心に耐え切れず、マンホールから外に出てドイツ軍に発見され、射殺されていく。

負傷したコラブと、彼を助けて道案内してきたデイジーの2人も、やっと出口を見つけたと思ったのもつかの間、そこは河へ注ぐ水路であった。一方、先を行くザドラと二人の隊員は遂に目的の出口を見つけたが、出口には頑丈な鉄柵が張られ、爆薬が仕掛けられていた。

キャスト

  • コラブ:タデウシュ・ヤンチャル(吹替:木原正二郎
  • デイジー:テレサ・イジェフスカ(吹替:長山藍子
  • ザドラ中尉:ヴィンチスワフ・グリンスキー(吹替:山本耕一
  • マドリ中尉:エミール・カレヴィッチ(吹替:山本學[3]
  • ハリナ:テレサ・ベレゾフスカ(吹替:三木弘子
  • ミハウ(作曲家):ヴラデク・シェイバル
  • ゼフィル:ヤン・エングレルト
    • 吹替え放映
1回目:1967年12月9日(土) NHK総合 14:10~16:00
2回目:1975年(昭和50年)3月25日(火) 東京12チャンネル 『お昼のロードショー』

脚注

関連項目

外部リンク

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