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基隆駅

台湾の鉄道駅 ウィキペディアから

基隆駅map
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基隆駅(きいるんえき[注 1][5][6])は、台湾基隆市仁愛区にある台湾鉄路公司縦貫線。当駅は縦貫線の起点駅であり、かつては基隆臨港線が乗り入れていた。また市政府がライトレール方式で計画している基隆軽軌の中心駅としても計画されている。

概要 基隆駅, 所在地 ...
概要 基隆駅, 各種表記 ...
概要 基隆駅南北信号扱所, 登録名称 ...
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歴史

1891年(光緒17年)10月20日、現在地よりやや北(現在の安楽市場付近)に鷄龍火車碼頭として開業[7]。当駅から台北駅まで鉄道が開通した。当時台湾を統治していた清朝により建設された。

1920年(大正9年)の市区改正の際に現在地に移転した。1967年1月に建設された4代目駅舎にかわって、2011年より仮設ホームに移行[8]。地下化工事が完了し、2015年からは5代目駅舎が供用されている[9][1]。2019年には4代目駅舎跡地にバスターミナル「基隆城際轉運站中国語版」が起工された[10]。また、地下化前に南北両側で使用され、国内で唯一現存していた日本統治時代からの信号扱所は2004年に市の歴史建築に登録され、保存と再活用が模索されている[11]

駅構造

  • 地下化工事完了後、頭端式・島式ホーム2面4線の半地下駅となっている。地上区間に出た付近の直線部分にシザーズポイント(両渡り線)がある。
  • 台北中壢新竹方面への区間車が主に発着している。
  • 2010年12月22日のダイヤ改正以降、高雄屏東方面への対号列車は自強号のみとなっている。台鉄捷運化計画では、対号列車は全て七堵出発とし、当駅は区間車のみの運行に変更することを検討していたが、地元などからの反対の声により実現していない。当駅発着の自強号は12両編成に対応している2Bのりば(4番線)のみを使用する。
  • 現在は東部幹線への直通運転はなくなり、八堵駅か松山駅などでの乗り換えが必要。
  • 対号列車も上記の自強号以外は七堵駅始発のため、同駅で乗り換えが基本である。このため、2007年からは当駅と七堵駅を結ぶシャトル列車を走らせ、対号列車と接続して東部や中南部に移動できるようにした。しかし、2010年12月22日に大減便され、現在同区間のシャトル列車は朝と夜のみの運行となっている。

のりば

1
2
3
4
1A
1B
2A
2B
西部幹線(下り) 台北新竹方面
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利用状況

要約
視点

年別利用客数推移は以下のとおり。

さらに見る -2000年, 年 ...
さらに見る 2001年-, 年 ...
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駅周辺

  • 基隆港
    • 地下化前は当駅から臨港線(基隆臨港線)が伸びていた。貨物船の接岸する貨物ふ頭まで臨港貨物線が敷設されており、輸入鉄道車両の搬入にも利用されていた。2012年10月25日には当駅のホーム嵩上げ工事の手違いにより、日本車両製造より到着して水揚げしたばかりのTEMU2000型がホーム上で立ち往生している[57]。通過に支障の出た部分は電気ドリルで部分的に削って撤去された。
  • 陽明海洋文化芸術館日本郵船基隆支店の旧址、戦後は陽明海運本社になった。)
  • 基隆城際轉運站(駅前に分散していた、高速バス乗り場、基隆市バス乗り場を一カ所に集約し、2024年7月1日開業。)

画像

隣の駅

台湾鉄路
縦貫線北段
基隆駅 - 三坑駅

脚注

外部リンク

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