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夏の別れ
オフコースの曲 ウィキペディアから
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「夏の別れ / 逢いたい」(なつのわかれ あいたい)は、1988年10月25日 に発売されたオフコース通算36枚目の最終シングル。
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解説
「夏の別れ」、「逢いたい」両曲ともアルバム『Still a long way to go』[注釈 1]からのシングル・カット曲。「夏の別れ」はアルバム収録曲と同内容、「逢いたい」はアルバムとは別ミックスになっている。当初シングルには「昨日見た夢」が予定されていたが、1988年11月 のグループの解散決定を受け「夏の別れ」に変更された。
「夏の別れ」は、後に小田和正がシングル「風の街」[注釈 2]のカップリングと、アルバム『LOOKING BACK 2』[注釈 3]にてセルフ・カヴァーしているが、歌詞が一部省略されているほか、リフレインが追加されている。
「逢いたい」の作詞を吉田拓郎が担当している。この経緯について清水は「以前から彼とは知り合いだったし、彼の書くハードっちゅうか、骨太な詞が好きだったんですよ。それで今回、僕の友人と『詞、誰に書いてもらおうか』って話してて、そのとき偶然バックに彼のビデオが流れていたんです。で、その友人が『彼に頼んでみたら』って言ってね。無理やろなと思いながら頼んだんですが、快く引き受けてくれまして」と答え、また「僕は別段、オフコース・カラーっていうのを意識したつもりはないし、また意識して作れるほど器用でもないですし。でも確かに今までのオフコースっぽくない作品だと思います。でも、この曲をオフコースのメンバーでプレイすることによって、それはオフコースのナンバーになると思うんです。いろんなぶつかり合いも出てくるとは思いますけど、そういう個性のぶつかり合いがあってこそ、バンドがバンドらしくなるんだと思いますよ」とも答えている。その後、清水は松尾とともに吉田のレコーディングやライブに、バックバンド・メンバーとして1990年 から92年まで参加、シングル「男達の詩」[注釈 4]のプロモーション・ビデオにも出演している。清水は後年、歌詞の一人称が“俺”であることについて、「そうなんですよ。拓郎さんはよくわかってるなぁと思って。俺の書いた曲のオケを聴きながらね、『仁、俺は“私”とか“僕”とかそういうのは使わないぞ。大丈夫か、お前』って言われてね。『あ!そうだよなぁ』と思ったんですけど、『大丈夫ですよー』って言ってしまってね」「“俺”っていうのは出てこないんじゃないですかね、楽曲の中では」[1][注釈 5]と語っている。
ジャケットには同年行われた「OFF COURSE TOUR 1988-'89 “STILL a long way to go”」でのメンバーの写真がレイアウトされているが、サイズの違いから掲載されている写真の数が、アナログ盤とシングルCDとでは異なっている。
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収録曲
Side-A
- 夏の別れ
- 作詩[注釈 6] · 作曲:小田和正、編曲:オフコース
Side-B
クレジット
- プロデュース:オフコース
- © 1988 FAIRWAY MUSIC INC. & FUJI PACIFIC MUSIC INC.
リリース日一覧
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脚注
外部リンク
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