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大椴駅

かつて日本の北海道小平町にあった日本国有鉄道の駅 ウィキペディアから

大椴駅
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大椴駅(おおとどえき)は、かつて北海道留萌管内留萌郡小平町字大椴に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線廃駅)である。電報略号オト事務管理コードは▲121605[2]

概要 大椴駅, 所在地 ...
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1977年の大椴駅と周囲約500m範囲。左が羽幌方面。すでに無人駅で、棒線化されているが、2棟あった職員官舎は1棟が残されている。かつては相対式ホーム2面2線と、駅舎横の貨物ホームに引込み線を持っていた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、上下各1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車)[3])。

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歴史

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の南側(幌延方面に向かって左手側)に存在した。

無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた[7]。駅舎は構内の西側に位置し、ホームに接していた。

駅名の由来

当駅が所在した地名より。地名はもともと「大椴子(おおとどこ)」と称したが、その上部が駅名となった[8][9]

「大椴子」は、アイヌ語の「ポロトトコ」という語を半訳したことに由来すると考えられる[8]。「ポロ(poro)」は「大きい」の意であるが、「トトコ」が何であるかについては、例えば上原熊次郎や『駅名の起源(1939年版)』は「トゥトゥㇰ(tu-tuk)」(岬・出っ張っている)の意としているが、このほか「トゥエトコ(tu-etoko)」(山・端)、「トトコ」(上に沼がある)などの諸説がある[8][9]

駅周辺

駅跡

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大椴駅跡(2011年7月26日)

駅舎や駅構内施設は撤去され、1999年(平成11年)時点で駅跡地にはダム建設事務所が建てられており、ホームらしい地形と農協の古い倉庫が残っていた[10]。駅前広場の木がそのまま残り、あとは草むらとなっている。

また、2011年(平成23年)時点では駅跡附近に築堤が残存し、コンクリート造りのカルバートも残存している[11]

隣の駅

日本国有鉄道
羽幌線
小平駅 - <花岡仮乗降場> - 大椴駅 - <富岡仮乗降場> - 鬼鹿駅

脚注

関連項目

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