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大目神社

愛知県瀬戸市巡間町1 にある神社 ウィキペディアから

大目神社map
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大目神社(おおまじんじゃ)は、愛知県瀬戸市巡間町にある神社。『延喜式神名帳』の尾張国山田郡「大目神社」に比定されている。

概要 大目神社, 所在地 ...

本殿は登録有形文化財[1]

祭神

歴史

創立年代は定かではない[2]江戸期には八王子と称され、赤津村の氏神であった。神官は代々「中島善太夫」を名乗っており、応永年間の記録が残るというが、現在は廃絶している。承応2年(1653年)と文化2年(1805年)に本殿に関する棟札が確認されている[3]

天保11年(1840年)に「大目八王子宮」と記された『尾張国内神名帳』の古写本の巻物が発見され、祈禱札と思われるものに「大目八王子大明神」と記載があった[3]。また、所在地は大目森(おおまもり)と呼ばれていた[3]。 これらを根拠に『延喜式神名帳』の山田郡「大目神社」に比定され、定説となった[3]。それまで大目神社の所在について、西杉村の大日堂とする説、村名が類似する大留村とする説など諸説あった。

境内

  • 本殿
  • 幣殿
  • 拝殿
  • 鳥居

文化財

市指定文化財

  • 石造鳥居[4]
    • 宝暦5年(1755年)竣工[5]。1996年(平成8年)2月9日、瀬戸市指定文化財に指定された[4]。なお、瀬戸市八幡町の八幡社の石造鳥居も瀬戸市指定文化財に指定されている[4]
    • 高さ3.87メートル[5]明神鳥居[5]。笠木が二重となっており、反りを有している[5]。木造鳥居が多かった時代の石造鳥居である[5]

登録有形文化財

  • 本殿
    • 文化2年(1805年)竣工[1][3]。1977年(昭和52年)改修[3]。2024年(令和6年)3月6日、登録有形文化財に登録された[1]。登録基準は「造形の規範になっているもの」[3]
    • 三間社流造、銅板葺、平屋建[1]。建築面積12m2[1]。三方に擬宝珠高欄付の縁が廻らされている[1]

脚注

外部リンク

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