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天満屋バスステーション

岡山市にあるバスターミナル ウィキペディアから

天満屋バスステーションmap
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天満屋バスステーション(てんまやバスステーション、通称天満屋バスセンター)は、岡山市北区中山下(なかさんげ)2丁目にあるバスターミナルである。

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天満屋バスステーション(2010年9月19日)

概要

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連絡通路から

岡山中心部・表町の天満屋岡山店の西隣にあり、本屋に接する17の乗降場を持ち、市内・郊外路線が発着する。主に発着するのは岡山電気軌道(岡電)、両備ホールディングス(両備バス)、中鉄バスの3社で、当ステーションを中心として市街地近郊から半径30km圏の範囲にかけて路線が延びており、岡山駅と並ぶ岡山中心部の交通拠点となっている。

北側で県庁通りに接しており、城下筋柳川筋から約200mの場所に位置し、南側のあくら通りからは約100m程度である。岡電市内電車の県庁通り停留場郵便局前停留場宇野自動車表町バスセンターが近接している。

地上部を渡るための横断歩道は存在せず、ステーションの各乗降場に降りた乗客は

  • 上階の『Be Wing』に昇り天満屋連絡通路を経て天満屋岡山店本館へ渡る
  • 上階に昇り駐車場の連絡通路から駐車場に入って1階出入り口から屋外に出る。
  • 天満屋岡山店地下通路(天地下タウン)を抜けて表町商店街に出る。
  • 天地下タウンからさらに中地下タウンを抜けてザ・コートヤード表町方面へ向かう

のいずれかのルートを取らないと、周辺の施設・店舗にはたどり着く事ができない。

現在のバスステーションは、バスステーション敷地に天満屋岡山店新本館が建設されるのに伴い、バスステーション西側の旧天満屋西別館(1953年から1962年の間山陽放送本社として使用された)跡地に、1968年に移転新築されたものである。新築の際に2階に商業スペースが設けられ、長年天満屋の別館的存在として営業している。数度の改装を経て現在は「Be Wing(ビーウィング)」となっている。

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沿革

1949年12月に当時の天満屋本館(現在の天満屋岡山店南館)北側の公会堂通り(現在の県庁通り)沿いの敷地(現在の天満屋岡山店本館が建っている位置)に完成し使用を開始した。当時はセントラルバスステーションという名称だった。

日本初のデパートバスターミナルで、京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄梅田駅(現・大阪梅田駅)をモデルとして当時の天満屋社長であった伊原木伍朗のツルの一声で完成したものである。

当時の天満屋社員の中には「バスステーションを造るよりは売場の増床した方がいいのではないか」とバスステーションの設置に反対する意見がかなりあった。

この成功後、鹿児島・山形屋広島そごう(現:そごう広島店)にバスターミナルが併設され、鉄道駅にないデパートバスターミナルの嚆矢となった。

ターミナル構造

要約
視点
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乗り場ごとに設けられている案内所
乗り入れバス会社
岡山電気軌道(岡電バス)
下津井電鉄(下電バス)
中鉄バス
中鉄北部バス
備北バス
両備ホールディングス(両備バス)
さらに見る のりば, 運行事業者 ...

宇野自動車は、このバスステーションが完成する以前より、近くに本社を併設する表町バスセンターを構えていることから乗り入れておらず、また、岡山市内循環バス「めぐりん」を運行する八晃運輸も乗り入れていない。

中鉄バスは、以前は岡山市北区中山下2丁目に本社併設のバスターミナル(中鉄バスセンター)を構えていたことから乗り入れていなかった。しかし、2003年7月1日に国立病院線に限り発着を天満屋バスステーションに変更。その後、他の路線も順次天満屋バスステーション発着に変更。2006年5月7日を以て中鉄バスセンターは廃止され、跡地は経営難による財務整理のため売却。現在はフローレンス中山下グランドアーク(マンション)となっている。

井笠バスは、以前は乗り入れていたが、川崎医大 - 天満屋バスステーション間が廃止され、使用休止となった。

2023年10月31日を以て岡山エクスプレス津山号は廃止され、16番のりばは使用休止となった。

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ターミナル内の主な施設

ターミナル周辺

脚注

関連項目

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