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奈良県立国際中学校・高等学校
奈良県奈良市にある中高一貫教育校 ウィキペディアから
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奈良県立国際中学校・高等学校(ならけんりつ こくさいちゅうがっこう・こうとうがっこう、英: Nara Prefectural Kokusai Junior & Senior High School)は、奈良県奈良市二名町に所在し、中高一貫教育を実施する併設型の県立中学校・高等学校。略称は国際中高。
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概要
要約
視点
奈良市内に所在していた奈良県立平城高等学校、奈良県立西の京高等学校、および奈良県立登美ケ丘高等学校の3校を2校に再編する際、奈良県立国際高等学校として新設開校した[5]。
校地は、登美高の校地を引継ぎ、使用している。
2021年度より、文部科学省のワールド・ワイド・ラーニング(WWL)コンソーシアム構築支援事業のカリキュラム開発拠点校に指定されている[6]。
2023年3月、併設の奈良県立国際中学校は国際バカロレア中等教育プログラム(IB MYP)の候補校となり[7]、翌2024年5月には、国際高が国際バカロレア・ディプロマ・プログラム(IB DP)の候補校となった[8]。
Mission(本校の使命)
国際高等学校
以下の4つを学校設立のMission としている。
国際中学校
- 社会で起こっていることに目を向けて、色々な人と一緒に取り組む生徒を育てます。
- 「なぜ?」を大切にして、自ら進んで学び、考え、表現する力をもつ生徒を育てます。
- 文化や考えの違いを楽しみ、自分やまわりの人を大切にしながらつながる生徒を育てます。
- 健やかな心と体で、失敗を恐れず、チャレンジする生徒を育てます。[10]
School Policy(教育方針)
Admission Policy(入学者の受け入れに関する方針)
以下のような生徒を積極的に受け入れる。
国際高等学校
国際中学校
Curriculum Policy(教育課程の編成及び実施に関する方針)
Mission実現のため、以下の教育を行う。
国際高等学校
国際中学校
Graduation Policy(育成を目指す資質・能 力に関する方針)
卒業までに、以下の資質・能力の育成を目指す。
国際高等学校
国際中学校
(6つの力と10の学習者像)
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沿革
要約
視点
略歴
2020年度から2022年度まで続けて、パナソニック教育財団より実践研究助成を受けていた[11][12][13]。
2022年3月の奈良県立平城高等学校と奈良県立登美ケ丘高等学校の閉校、翌2023年3月には奈良県立西の京高等学校の閉校に伴い、もう一つの新設校である奈良県立大学附属高等学校と共に、3校の再編を完了した。
年表
- 2018年
- 3月8日 - 奈良県教育委員会において、同日開催の平成29年度第7回臨時会議で『県立高等学校適正化推進方針(案)』を可決し、グローバル人材の育成に特化した学科の新設が方針として定まる[14][注釈 1]。
- 6月8日 - 『県立高等学校適正化実施計画(案)』が同日開催の平成30年度第1回奈良県総合教育会議において報告された後、記者発表のうえホームページで公表され、「(仮称)県立国際高等学校」の名称が公となる[17][18]。
- 7月3日 - 教育委員会における6月14日開催の第4回定例会議での承認を経て[18]、6月18日に奈良県議会に提出された県立高等学校適正化実施計画の策定について県議会において可決[19][20]。
- 10月5日 - 県立高等学校適正化実施計画策定(奈良県教育委員会)[5][注釈 2]。同日、奈良県議会で奈良県立高等学校等設置条例の改正を可決[22]。
- 2019年
- 2020年 [注釈 4]
- 2021年
- 2022年
- 2023年
- 2024年5月28日 - 国際バカロレア・ディプロマ・プログラム候補校に認定[8]。
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基礎データ
所在地
通学区域
- 奈良県内全域
アクセス
象徴
校章
2019年に校章のデザインを公募。224作品の応募があり、県立国際高等学校検討協議会等での意見聴取を経て決定。
校章の意味は、奈良のシンボルとも言える鹿を中央に配置し、その角をオリーブの木の枝で表現。「ハト」と同様平和の象徴とされているオリーブの木の枝の角は、国際社会の平和と発展に貢献する生徒像を表す。また、角の上に地球を配置することで、国際高校の生徒に奈良から世界へ羽ばたいて活躍してほしいというメッセージを込める[45]。
校歌
制服
設置する課程、学科及び定員
- 国際に関する学科
国際中学校
併設の国際高等学校へ入学者選抜無しに進学することができる。
- 140名(募集人員70名:入学者選抜;2023年度より生徒募集開始)
- 10名(募集人員5名:国際選抜;2023年度より生徒募集開始)
募集学科(グループ)
開設年度の2020度入学者選抜において、国際科は、特色選抜で募集するグループを「国際科plus」、一般選抜で募集するグループを「国際科」とし、2つのグループに分けて募集し、グループ毎にクラスを編成した[49]が、募集人員を充足出来ず、二次募集が実施された。
最終的に20名の定員割れが生じたため[50]、翌2021年度より選抜方法別ではなく特色別に2つのグループに分けて特色選抜のみで募集を開始した。
国際科plus
国際交流や異文化理解に興味・関心をもち、多様な人々とのコミュニケーションに意欲的に取り組む生徒を募集する。この学科(グループ)からは海外大学への進学も目指すことが可能。海外大学進学に対応した学校設定科目「EAP(English for Academic Purposes)」を設けている。また、入学と同時に受け入れる6名の留学生は、国際科plusのクラスで学ぶ[51]。
国際科
地球規模の諸課題に興味・関心をもち、国際社会の平和と発展に貢献するために意欲的に課題解決に取り組む生徒を募集する。留学生と同じクラスで学べないが、部活動や一部の授業での交流は可能[52]。
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教育活動
国際バカロレア
国際バカロレア中等教育プログラム(IB MYP)については2025年度の認定[37]、高等学校における同ディプロマプログラム(IB DP)については2026年度の認定[37]を目指しており、国際中学校2023年度入学生(高等学校7期生)が高等学校第2学年に進級する、2027年にはIB DPを導入することを検討している[35]。
国際バカロレア資格(フルディプロマ)を得る生徒が卒業するのは、最短でも高等学校開校より9年後の2029年3月の見込み[53]で、開校の3年後にフルディプロマの卒業生を出した水都国際や、同じく6年後に出す予定の高知国際、広島叡智学園といった、同時期に開校した他県の公立国際高校と比較すると、フルディプロマの卒業生を出すのに、3年から6年以上多くの時間を要する見込みである。
上記の3校については、いずれも高等学校1期生の一部または全員からIB DPが実施されているが、奈良県立国際高等学校については、高等学校7期生(2026年度入学生)以降の一部(1クラス程度)からの実施を目指す[53]。1期生からIB DPプログラムが実施されるまでの数年間については、EAP(English for Academic Purposes)、ワールドヒストリー探究、イマージョン理数といった海外大学進学に対応した専門教科授業を含む、国際バカロレアとは別個で独自の教育課程 [54]が実施される。
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中高関係者と組織
中高関係者組織
脚注
関連項目
外部リンク
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