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学生援護会
かつて日本の東京都新宿区にあった出版社 ウィキペディアから
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株式会社学生援護会(がくせいえんごかい)は、かつて存在した日本の出版社である。株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)と合併した。
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歴史
1956年に東京都・九段で、地方から上京した学生の生活支援をおこなうことを目的とした団体として設立され、1958年に機関新聞『学生タイムズ』を創刊した。その後1967年に、日本で初めてのアルバイト情報誌『アルバイトニュース速報』(のちの日刊アルバイトニュース→an首都圏版、2017年フリーペーパー休刊・2019年Webサービスも終了)を創刊する[1]。その後、全国展開し、就職情報誌も発行、付随する業務を拡大した。特に1980年代には牛の吉田君をCM(日刊アルバイトニュース)に起用したことや、1990年にはシーナ&ザ・ロケッツが「職業選択の自由」と歌う「憲法第22条の歌」のテレビCM(サリダ)[2]でも話題になった。
しかし、ウェブサイトやフリーペーパー(無料誌)の普及で、有償雑誌の売れ行きが下降気味となったことから2005年9月、経営環境の変化に対応して事業拡大するため赤嶺紀彦代表取締役社長(当時)ら経営陣がアメリカ合衆国の投資ファンド会社カーライル・グループと共同してMBOを実施し、カーライル・グループが学生援護会とグループ企業16社の株式を全部買い取った。
MBO実施の当初は、2007年秋に株式上場する計画であったが、2006年3月15日に総合人材サービス会社の株式会社インテリジェンスとの合併を決定。まず3月31日に、学生援護会の発行済み株式40.1パーセント (%) をUSENが取得した。インテリジェンス創業者で会長の宇野康秀はUSENの現社長である。7月1日にインテリジェンスと合併のうえ、USENのグループ会社になった。
吸収合併後、学生援護会の本社であったビルは、ローンスター系の投資会社を経て、2009年8月に学校法人中央大学に譲渡され、現在は同大学市ヶ谷田町キャンパス(中央大学ミドルブリッジ)として使用されている。
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主なウェブサイト
- ウェブan(アルバイト情報)
- モバイルan(携帯版アルバイト情報)
- weban社員版(転職情報)
- ぐるなびan(飲食店アルバイト情報)
主な情報誌
脚注
関連項目
外部リンク
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