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安保瑠輝也

日本のキックボクサー ウィキペディアから

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安保 瑠輝也(あんぽ るきや、1995年10月29日[1] – )は、日本キックボクサー。MFL team CLUB es所属[3]。2012年にKrushでプロデビューし、2019年にK-1 WORLD GP スーパーライト級王座を獲得。2023年以降BreakingDownRIZINなどに出場し、総合格闘技の試合にも出場。弟はキックボクサーの安保璃紅。弟子にジョリーがいる。

概要 安保 瑠輝也, 本名 ...
概要 安保瑠輝也, YouTube ...
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来歴

要約
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兵庫県姫路市出身。3歳から石川県金沢市空手を始め[4]、その後姫路市に戻り小学4年生で国際大会で準優勝するなど数々の大会で実績を残し[5]、小学5年生時にK-1を目指しグローブ空手に転向。

プロデビュー

2012年8月にKrushでプロデビュー[3]。2016年9月に弟の璃紅とともに拠点を横浜に移す[6]。2018年春に弟とともにジム「ALL-WIN GYM」を大阪に設立[1]

2019年6月30日、K-1 WORLD GP スーパーライト級王者ゲーオ・ウィラサクレックに挑戦し、延長戦の末に判定勝ちを収め、第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王座を獲得した[7]

2019年12月28日、『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』で行われたK-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチで、挑戦者のゲーオ・ウィラサクレックと再戦し、延長の末に判定勝ちを収め王座の初防衛に成功した。

2020年9月22日、『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~』で行われたK-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチで、挑戦者の山崎秀晃と再戦。前回の対戦では安保がハイキックで山崎をKOしているが、左フックでKO負けを喫し王座から陥落した。

2021年9月20日、『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』で行われたK-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメントで、1回戦でアラン・ソアレスにKO勝利。準決勝で松岡力にKO勝利。決勝で野杁正明に敗れ準優勝となった。

2022年12月31日、K-1に違約金を払い契約を解除したことを発表[8]

BreakingDown

2023年1月4日に朝倉未来YouTubeチャンネルで公開された「BreakingDown7のオーディション」に登場し、BreakingDownへの出場を表明[9]。出場に際して、「本物のプロ格闘家としての試合を日本のみなさんに見ていただければと思って来ました」などと話した[9]

2023年2月19日に幕張メッセで開催された『BreakingDown7』のメインイベントでシリル・アビディと無差別級・1分3ラウンドルールで対戦[10]。1回に右フック、飛び蹴りで2度のダウンを奪い、2回にも膝蹴りでダウンを奪う[10]。3回に左フックでKO勝利[10]。なお、アビディとの体重差は27kgであった[10]

RIZIN

2023年5月6日に開催された『RIZIN.42』でRIZINに初出場。新旧K-1王者対決としてブアカーオ・バンチャメークとキックボクシングルールで対戦し、0-0の判定により引き分け[11]

2023年12月31日に開催された『RIZIN.45』で久保優太総合格闘技ルールで対戦し、1回にリアネイキドチョークで一本負け[12]

2024年7月28日に開催された『超RIZIN.3』でマニー・パッキャオと特別ルール[注 1]で対戦。パッキャオをぐらつかせるなど優位に試合を進めたが、規定により判定なしのドロー[13]。なお、パッキャオの当初の対戦相手は鈴木千裕であったが、鈴木の負傷欠場による代役として出場した[14][15]

2024年12月31日に『RIZIN DECADE』で行われた、朝倉未来率いる「BreakingDown軍」と平本蓮率いる「BLACK ROSE軍」の対抗戦『雷神番外地』に「BreakingDown軍」の選手として出場[16]。大将戦として体重差が16.6キロあるシナ・カリミアンと特別ルールで対戦し、反則技のバックハンドブローをレフリーの制止を遮ってカリミアンに何度も繰り出されながら、判定3-0で勝利[16]。3勝3敗のタイで迎えた大将戦で勝利し、「BreakingDown軍」が4勝3敗で対抗戦に勝利した[16]。『RIZIN DECADE』における当初の発表はライアン・ガルシアとのエキシビションマッチであったが、ガルシアの負傷欠場で延期となったため[17]、『雷神番外地』への出場に名乗りを上げた[16]。なお、2023年まで平本率いるチーム「BLACK ROSE」のメンバーであったが、『雷神番外地』出場に際して「最近ちょっと平本一党の言動とか行動とかダサすぎて。こんなん格闘技界に引っ張ってきたらみんなのために良くない」などと発言し、「BreakingDown軍」から出場することを決めた[18]

2025年5月に開催された『RIZIN男祭り』でのフロイド・メイウェザーとのエキシビションマッチが予定されていたが、消滅となった[19]

ONE Championship

2025年9月11日、ONE Championshipが11月に有明アリーナで開催予定の『ONE 173』の記者会見でONEへの初出場およびマラット・グレゴリアンとの対戦が発表された[20]。会見では、「俺がONEに来たからには史上最高に盛り上げる」「ONEの王者になるので期待しててください」などと語った[20]。また、ONE出場選手であり、過去に対戦して敗北した野杁正明の名前を挙げて以下のように語った[20]

俺がONEにきた時点でやることは1つだと思っている。2021年9月20日、K-1ウェルター級トーナメント決勝で負けた、今のONE暫定王者である野杁正明に屈辱を晴らすために来た。そのために俺に前に立ちはだかるものすべてをぶっ倒すつもりでいる。
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選手としての特徴

『K-1 DX』出演に際して

2020年12月13日にK-1ファイターとYouTuberの対戦などのエキシビションマッチを中心に行う『K-1 DX』の企画「安保瑠輝也、誰とでも戦います」に出演したことが物議を醸し、これに対し14日には以下のようにTwitterに投稿した[21]

最初は10人中9人が『お前がやることではない』と今回の企画に反対でした。でも終わってみれば歴代最高の数字。批判や反対にビビって『俺がやるべきことじゃない』と断ることはできたかもしれないけど、人に知ってもらうきっかけを自ら失うことはしたくなかった。格闘家としてやっていく以上、もちろん強さは大事。ただ炎上しようが、格闘家らしくないと言われようが、人に知られることがほぼ全てだと思っているんです。

総合格闘技について

2023年5月のRIZIN初出場に際し、総合格闘技(MMA)について、「男同士ゴロゴロ寝っ転がるMMA見てて面白い?」などと発言[22]。同年12月31日開催の『RIZIN.45』では総合格闘技ルールで出場することが発表され、経緯については平本蓮とRIZIN代表の榊原信行によるドッキリ企画が発端であると話した[22]。キックボクサーから総合格闘家に転向したアレックス・ペレイラを参考にしており、自身の総合格闘家への転向については2025年3月時点では「それは分からないです」と話している[23]

ファイトマネーについて

2023年3月に自身のYouTubeチャンネルでかつての金銭事情について話し、K-1王者になるまでの下積み時代には「冬場で電気つかずに、ガスもないし、凍えながら水のシャワーを浴びてた」「上京して4年間ぐらいは恥ずかしい話だけど、彼女に食べさせてもらってた」と話した[24]。2019年にK-1王者となって以降も「正直、チャンピオンになってもこれぐらいなんやって思った。ファイトマネーだけでいえばサラリーマンやんと思った」「もちろん、K-1のチャンピオンというブランドによってスポンサーが付いて、普通のサラリーマンの方たちよりはお金はもらえていた」「チャンピオンで年間3試合、4試合して、普通のサラリーマンの平均年収ぐらいだと思う」と語った[24]。同年12月開催の「RIZIN.45」への出場に際し、「次の試合勝てばファイトマネーが4桁乗る」「金額じゃない、その評価をしてもらえてるということが本当に嬉しい」と語った[25]

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戦績

プロキックボクシング

さらに見る キックボクシング 戦績 ...
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
マラット・グレゴリアン試合前ONE 173: Superbon vs. Noiri2025年11月16日
宇佐美正パトリック3R終了 判定3-0RIZIN.442023年9月24日
ブアカーオ・バンチャメーク3R終了 判定0-0RIZIN.422023年5月6日
山田洸誓3R終了 判定3-0THE MATCH 20222022年6月19日
プライチュンポン・ソー.シーソムポン1R 2:17 KO (左ボディブロー)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~2022年4月3日
海斗1R 1:52 KO(左バックハンドブロー)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~2021年12月4日
×野杁正明3R 2:51 KO(3ダウン:三日月蹴り)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~
【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント決勝】
2021年9月20日
松岡力3R 2:35 KO(左ボディブロー)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~
【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント準決勝】
2021年9月20日
アラン・ソアレス1R 0:32 KO(左フック)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~
【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント1回戦】
2021年9月20日
幸輝1R 0:53 KO(三日月蹴り)K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~2021年7月17日
×山崎秀晃1R 1:19 KO(左フック)K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~
【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】
2020年9月22日
不可思3R終了 判定3-0K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~
【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】
2020年3月22日
ゲーオ・ウィラサクレック3R+延長1R 判定3-0K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~
【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】
2019年12月28日
ゲーオ・ウィラサクレック3R+延長1R 判定3-0K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~
【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】
2019年6月30日
佐々木大蔵3R終了 判定3-0K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~2019年3月10日
山崎秀晃3R+延長1R 0:14 KO(左ハイキック)K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~2018年12月8日
林健太3R 0:44 KO(左ストレート)K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~2018年9月24日
×ゴンナパー・ウィラサクレック英語版2R 1:48 KO(左ストレート)K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~2018年6月17日
恭士郎3R終了 判定3-0Krush.822017年11月05日
ドン・ザーチー英語版1R 1:53 KO(飛び膝蹴り)Krush.772017年7月16日
ワン・チーウェイ3R終了 判定2-1武風林2017 〜中国vs欧州対抗戦〜2017年4月01日
水町浩2R 0:06 KO(二段蹴り)K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~2017年2月25日
×シンマニー・ゲーオサムリット英語版3R終了 判定EM Legend 15
【65kg級トーナメント決勝】
2016年12月23日
ラスル・カチャカエフ3R 1:15 KO(三日月蹴り)EM Legend 15
【65kg級トーナメント準決勝】
2016年12月23日
東本央貴3R終了 判定3-0K-1 WORLD GP 2016 JAPAN ~初代フェザー級王座決定トーナメント~2016年11月03日
×岩崎悠斗3R+延長1R終了 判定1-2Krush.68 ~in NAGOYA~2016年8月20日
ジャオ・チュアンリン2R KO(左フック)EM Legend 10
【65kg級トーナメント準々決勝】
2016年7月09日
アレクサンドロス3R終了 判定2-0EM Legend 10
【65kg級トーナメント1回戦】
2016年7月09日
×海人2R 2:59 KO(前蹴り)SHOOT BOXING THE LAST BOMB2015年10月3日
橋本正城2R 2:12 KO(右フック)BLADE.22015年8月1日
細越智貴3R終了 判定3-0Krush.512015年2月6日
加藤港3R終了 判定2-0Krush-EX 2012 vol.62012年11月23日
×平塚大士2R 2:06 KO(右ローキック)Krush.22 ~in NAGOYA~2012年8月26日
倉石祐馬3R終了 判定ZIHAD cup STIR KING 2011
【60kg級トーナメント決勝戦】
2011年12月04日
不明KOZIHAD cup STIR KING 2011
【60kg級トーナメント準決勝】
2011年12月04日
不明KOZIHAD cup STIR KING 2011
【60kg級トーナメント1回戦】
2011年12月04日
×白鳥大珠3R終了 判定0-3ムエローク2011 -3rd-2011年8月7日

プロ総合格闘技

さらに見る 総合格闘技 戦績 ...
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
×久保優太1R 4:28 リアネイキッドチョークRIZIN.452023年12月31日

エキシビション

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
シナ・カリミアン2分6R終了 判定3-0雷神番外地2024年12月31日
マニー・パッキャオ3分3R終了 判定なし超RIZIN.32024年7月28日
山岡恭平1R 2:37 KO(3ダウン:左ボディフック)KNUCLE'S162024年6月30日
スダリオ剛1分3R+延長1R終了 判定5-0BREAKING DOWN 122024年6月2日
シリル・アビディ[26]3R 0:57 KO(左フック)BREAKING DOWN 72023年2月19日
啓之輔2R 0:15 TKO(タオル投入)K-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』2020年12月23日
北村克哉1R 1:53 TKO(左ジャブ)K-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』2020年12月23日
涼真&渋谷春2分2R終了 判定なしK-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』2020年12月23日
シバター1R 0:04 KO(二段蹴り→パウンド)愛媛プロレス2020年10月28日
×シバター1R 1:06 腕ひしぎ十字固め愛媛プロレス2020年10月28日
野杁正明2分2R終了 判定なしKrush.1082019年11月16日
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獲得タイトル

脚注

関連項目

外部リンク

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