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安保瑠輝也
日本のキックボクサー ウィキペディアから
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安保 瑠輝也(あんぽ るきや、1995年10月29日[1] – )は、日本の男性キックボクサー、総合格闘家。兵庫県姫路市出身[1]。MFL team CLUB es所属[3]。第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王者。
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来歴
要約
視点
3歳から石川県金沢市で空手を始め[4]、その後出身地の兵庫県姫路市に戻り小学4年生で国際大会で準優勝するなど数々の大会で実績を残し[5]、小学5年生時にK-1を目指しグローブ空手に転向した。
K-1
2019年6月30日、K-1 WORLD GP スーパーライト級王者ゲーオ・ウィラサクレックに挑戦し、延長戦の末に判定勝ちを収め、第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王座を獲得した[6]。
2019年12月28日、K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~にて行われたK-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチで、挑戦者のゲーオ・ウィラサクレックと再戦し、延長の末に判定勝ちを収め王座の初防衛に成功した。
2020年9月22日、K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~で行われたK-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチで、挑戦者の山崎秀晃と再戦。前回の対戦では安保がハイキックで山崎をKOしているが、左フックでKO負けを喫し王座から陥落した。
2021年9月20日、K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜で行われたK-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメントで、1回戦でアラン・ソアレスにKO勝利。準決勝で松岡力にKO勝利。決勝で野杁正明に敗れ準優勝となった。
2023年2月、K-1に違約金を払い契約を解除したことを発表[7]。
RIZIN
2023年5月6日に開催されたRIZIN.42でRIZINに初出場。新旧K-1王者対決としてブアカーオ・バンチャメークとキックボクシングルールで対戦し、0-0の判定により引き分け[8]。[試合映像 1]
2023年12月31日に開催されたRIZIN.45で久保優太と総合格闘技ルールで対戦し、1回にリアネイキドチョークで一本負け[9]。[試合映像 2][補足映像 1]
2024年7月28日に開催された超RIZIN.3でマニー・パッキャオと特別ルール[注 1]で対戦。パッキャオをぐらつかせるなど優位に試合を進めたが、規定により判定なしのドロー[10]。なお、パッキャオの当初の対戦相手は鈴木千裕であったが、鈴木の負傷欠場による代役として出場した[11][12]。[試合映像 3][補足映像 2]
2024年12月31日にRIZIN DECADEで行われた、朝倉未来率いる「BreakingDown軍」と平本蓮率いる「BLACK ROSE軍」の対抗戦『雷神番外地』に「BreakingDown軍」の選手として出場[13]。大将戦として体重差が16.6キロあるシナ・カリミアンと特別ルールで対戦し、反則技のバックハンドブローをレフリーの制止を遮ってカリミアンに何度も繰り出されながら、判定3-0で勝利[13]。3勝3敗のタイで迎えた大将戦で勝利し、「BreakingDown軍」が4勝3敗で対抗戦に勝利した[13]。「RIZIN DECADE」における当初の発表はライアン・ガルシアとのエキシビションマッチであったが、ガルシアの負傷欠場で延期となったため[14]、『雷神番外地』への出場に名乗りを上げた[13]。なお、2023年まで平本率いるチーム「BLACK ROSE」のメンバーであったが、『雷神番外地』出場に際して「最近ちょっと平本一党の言動とか行動とかダサすぎて。こんなん格闘技界に引っ張ってきたらみんなのために良くない」などと発言し、「BreakingDown軍」から出場することを決めた[15]。
2025年5月に開催されたRIZIN男祭りでのフロイド・メイウェザーとのエキシビションマッチが予定されていたが、消滅となった[16]。
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選手としての特徴
『K-1 DX』出演に際して
2020年12月13日にK-1ファイターとYouTuberの対戦などのエキシビションマッチを中心に行う『K-1 DX』の企画「安保瑠輝也、誰とでも戦います」に出演したことが物議を醸し、これに対し14日には以下のようにTwitterに投稿した[17]。
最初は10人中9人が『お前がやることではない』と今回の企画に反対でした。でも終わってみれば歴代最高の数字。批判や反対にビビって『俺がやるべきことじゃない』と断ることはできたかもしれないけど、人に知ってもらうきっかけを自ら失うことはしたくなかった。格闘家としてやっていく以上、もちろん強さは大事。ただ炎上しようが、格闘家らしくないと言われようが、人に知られることがほぼ全てだと思っているんです。
総合格闘技について
2023年5月のRIZIN初出場に際し、総合格闘技(MMA)について、「男同士ゴロゴロ寝っ転がるMMA見てて面白い?」などと発言[18]。同年12月31日開催のRIZIN.45では総合格闘技ルールで出場することが発表され、経緯については平本蓮とRIZIN代表の榊原信行によるドッキリ企画が発端であると話した[18]。キックボクサーから総合格闘家に転向したアレックス・ペレイラを参考にしており、自身の総合格闘家への転向については2025年3月時点では「それは分からないです」と話している[19]。
ファイトマネーについて
2023年3月に自身のYouTubeチャンネルでかつての金銭事情について話し、K-1王者になるまでの下積み時代には「冬場で電気つかずに、ガスもないし、凍えながら水のシャワーを浴びてた」「上京して4年間ぐらいは恥ずかしい話だけど、彼女に食べさせてもらってた」と話した[20]。2019年にK-1王者となって以降も「正直、チャンピオンになってもこれぐらいなんやって思った。ファイトマネーだけでいえばサラリーマンやんと思った」「もちろん、K-1のチャンピオンというブランドによってスポンサーが付いて、普通のサラリーマンの方たちよりはお金はもらえていた」「チャンピオンで年間3試合、4試合して、普通のサラリーマンの平均年収ぐらいだと思う」と語った[20]。同年12月開催の「RIZIN.45」への出場に際し、「次の試合勝てばファイトマネーが4桁乗る」「金額じゃない、その評価をしてもらえてるということが本当に嬉しい」と語った[21]。
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戦績
プロキックボクシング
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | 宇佐美正パトリック | 3R終了 判定3-0 | RIZIN.44 | 2023年9月24日 |
△ | ブアカーオ・バンチャメーク | 3R終了 判定0-0 | RIZIN.42 | 2023年5月6日 |
○ | 山田洸誓 | 3R終了 判定3-0 | THE MATCH 2022 | 2022年6月19日 |
○ | プライチュンポン・ソー.シーソムポン | 1R 2:17 KO (左ボディブロー) | K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~ | 2022年4月3日 |
○ | 海斗 | 1R 1:52 KO(左バックハンドブロー) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~ | 2021年12月4日 |
× | 野杁正明 | 3R 2:51 KO(3ダウン:三日月蹴り) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~ 【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント決勝】 | 2021年9月20日 |
○ | 松岡力 | 3R 2:35 KO(左ボディブロー) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~ 【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント準決勝】 | 2021年9月20日 |
○ | アラン・ソアレス | 1R 0:32 KO(左フック) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~ 【K-1 WORLD GP 第2代ウェルター級王座決定トーナメント1回戦】 | 2021年9月20日 |
○ | 幸輝 | 1R 0:53 KO(三日月蹴り) | K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~ | 2021年7月17日 |
× | 山崎秀晃 | 1R 1:19 KO(左フック) | K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~ 【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】 | 2020年9月22日 |
○ | 不可思 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~ 【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】 | 2020年3月22日 |
○ | ゲーオ・ウィラサクレック | 3R+延長1R 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~ 【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】 | 2019年12月28日 |
○ | ゲーオ・ウィラサクレック | 3R+延長1R 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~ 【K-1 WORLD GP スーパーライト級タイトルマッチ】 | 2019年6月30日 |
○ | 佐々木大蔵 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K'FESTA.2~ | 2019年3月10日 |
○ | 山崎秀晃 | 3R+延長1R 0:14 KO(左ハイキック) | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~ | 2018年12月8日 |
○ | 林健太 | 3R 0:44 KO(左ストレート) | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~初代クルーザー級王座決定トーナメント~ | 2018年9月24日 |
× | ゴンナパー・ウィラサクレック | 2R 1:48 KO(左ストレート) | K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~ | 2018年6月17日 |
○ | 恭士郎 | 3R終了 判定3-0 | Krush.82 | 2017年11月05日 |
○ | ドン・ザーチー | 1R 1:53 KO(飛び膝蹴り) | Krush.77 | 2017年7月16日 |
○ | ワン・チーウェイ | 3R終了 判定2-1 | 武風林2017 〜中国vs欧州対抗戦〜 | 2017年4月01日 |
○ | 水町浩 | 2R 0:06 KO(二段蹴り) | K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~ | 2017年2月25日 |
× | シンマニー・ゲーオサムリット | 3R終了 判定 | EM Legend 15 【65kg級トーナメント決勝】 | 2016年12月23日 |
○ | ラスル・カチャカエフ | 3R 1:15 KO(三日月蹴り) | EM Legend 15 【65kg級トーナメント準決勝】 | 2016年12月23日 |
○ | 東本央貴 | 3R終了 判定3-0 | K-1 WORLD GP 2016 JAPAN ~初代フェザー級王座決定トーナメント~ | 2016年11月03日 |
× | 岩崎悠斗 | 3R+延長1R終了 判定1-2 | Krush.68 ~in NAGOYA~ | 2016年8月20日 |
○ | ジャオ・チュアンリン | 2R KO(左フック) | EM Legend 10 【65kg級トーナメント準々決勝】 | 2016年7月09日 |
○ | アレクサンドロス | 3R終了 判定2-0 | EM Legend 10 【65kg級トーナメント1回戦】 | 2016年7月09日 |
× | 海人 | 2R 2:59 KO(前蹴り) | SHOOT BOXING THE LAST BOMB | 2015年10月3日 |
○ | 橋本正城 | 2R 2:12 KO(右フック) | BLADE.2 | 2015年8月1日 |
○ | 細越智貴 | 3R終了 判定3-0 | Krush.51 | 2015年2月6日 |
○ | 加藤港 | 3R終了 判定2-0 | Krush-EX 2012 vol.6 | 2012年11月23日 |
× | 平塚大士 | 2R 2:06 KO(右ローキック) | Krush.22 ~in NAGOYA~ | 2012年8月26日 |
○ | 倉石祐馬 | 3R終了 判定 | ZIHAD cup STIR KING 2011 【60kg級トーナメント決勝戦】 | 2011年12月04日 |
○ | 不明 | KO | ZIHAD cup STIR KING 2011 【60kg級トーナメント準決勝】 | 2011年12月04日 |
○ | 不明 | KO | ZIHAD cup STIR KING 2011 【60kg級トーナメント1回戦】 | 2011年12月04日 |
× | 白鳥大珠 | 3R終了 判定0-3 | ムエローク2011 -3rd- | 2011年8月7日 |
プロ総合格闘技
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 久保優太 | 1R 4:28 リアネイキッドチョーク | RIZIN.45 | 2023年12月31日 |
エキシビション
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | シナ・カリミアン | 2分6R終了 判定3-0 | 雷神番外地 | 2024年12月31日 |
△ | マニー・パッキャオ | 3分3R終了 判定なし | 超RIZIN.3 | 2024年7月28日 |
○ | 山岡恭平 | 1R 2:37 KO(3ダウン:左ボディフック) | KNUCLE'S16 | 2024年6月30日 |
○ | スダリオ剛 | 1分3R+延長1R終了 判定5-0 | BREAKING DOWN 12 | 2024年6月2日 |
○ | シリル・アビディ[22] | 3R 0:57 KO(左フック) | BREAKING DOWN 7 | 2023年2月19日 |
○ | 啓之輔 | 2R 0:15 TKO(タオル投入) | K-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』 | 2020年12月23日 |
○ | 北村克哉 | 1R 1:53 TKO(左ジャブ) | K-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』 | 2020年12月23日 |
△ | 涼真&渋谷春 | 2分2R終了 判定なし | K-1 DX『安保瑠輝也、誰とでも戦います。』 | 2020年12月23日 |
○ | シバター | 1R 0:04 KO(二段蹴り→パウンド) | 愛媛プロレス | 2020年10月28日 |
△ | 野杁正明 | 2分2R終了 判定なし | Krush.108 | 2019年11月16日 |
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獲得タイトル
- ZIHAD cup STIR KING 2011 60kgトーナメント優勝(MVP)
- 第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王座(防衛2度)
- 第2代K-1 WORLD GPウェルター級王座決定トーナメント準優勝
脚注
関連項目
外部リンク
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