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宝山区 (上海市)
中国上海市の市轄区 ウィキペディアから
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宝山区(ほうざんく、簡体字中国語: 宝山区、拼音: 、英語: Baoshan District)は、中華人民共和国上海市に位置する市轄区。常住人口は125.48万人。
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地理
上海市北部に位置し、東北は長江、東には黄浦江に、南は楊浦区・虹口区・静安区・普陀区、西は嘉定区に、西北は江蘇省太倉市と接している。
地域は薀藻浜(河川名、黄浦江の支流)によって南北に二分され、呉淞大橋、薀川路大橋、江楊路大橋、塘橋大橋により連絡される。
中国の最大の鋼鉄総合生産企業である宝山鋼鉄や石洞口発電所など大型企業のほかに、上海大学のメイン・キャンパスの所在地である。
2009年に顧村公園が開園して、その後毎年の桜祭りが行われる。
歴史
区名は区内の山名に由来する。1412年(永楽10年)、当時海岸に位置していた宝山地区に人口の築山が築かれ航海用の標識とされた際に永楽帝により宝山と命名された。宝山は1582年(万暦10年)に海中に埋没したがその名称が現在まで沿襲されている。
江蘇省嘉定県に属していたが、1724年(雍正2年)に県東部を分割し設置した宝山県が前身である。
1928年(民国17年)、宝山区内の閘北、江湾、殷行、呉淞、彭浦、真如、高橋の7市郷が上海特別市に編入された。1937年(民国26年)以降は全域が上海市に編入され、薀藻浜以北が宝山区に、以南が市中心区(江湾)と滬北区、長興地区は浦東北区に改編された。
1945年に大場画が上海市とされた以外は戦前の行政区に戻され江蘇省管轄の宝山県とされている。1958年に江蘇省より上海市に移管、1960年には呉淞区が分割されたが、1988年1月に再度統合された際に宝山区と改称された。
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行政区画
要約
視点
下部に3街道、9鎮を管轄する。[1]
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交通網
河川を利用した航路、鉄道網、高速道路等の道路網による複合的な交通網が形成されている。
旅客貨物輸送198埠頭、535停泊位置(1万トン級の停泊位置28個)。水路旅客輸送1216万人/年、海上コンテナ取扱量404万TEU、埠頭の貨物取扱量3500万トン。 呉淞国際物流園区が建設され近代的な物流拠点が形成されている。
上海地下鉄の1号線、3号線が上海中心部まで伸延されている。
高規格道路は外環線(A20)、共和新路混合高架、友誼路、薀川路、宝楊路、鉄力路、鉄山路、水産路、江楊路、陳太路、南陳路、真陳路程等が整備されている。
脚注
外部リンク
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