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寒の地獄温泉
大分県九重町にある温泉 ウィキペディアから
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寒の地獄温泉(かんのじごくおんせん)は、九重連山の登山口、大分県玖珠郡九重町(旧国豊後国)にある温泉。九重九湯の1つである。九重・飯田高原観光協会が提唱する「くじゅう連山温泉郷」にも含まれる。
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泉質
概要
開湯は江戸時代末期の1849年[2]。九重連山の麓、標高1,100mから噴出する冷泉である[1]。
古くは「冷泉行進曲」という歌を歌いながら入ったという。混浴のため、水着や下着を着用する[1]。冷泉の隣にはストーブを焚いた暖房室が用意されており、冷泉と暖房室を往復するのが伝統の入浴法である[2]。
その温度から、後述するサウナの整備以前は冷泉の入浴は6月上旬~9月末までであった[1][3]。別室に冷泉を沸かした湯舟も用意されており、その隣でも小型の冷泉の湯船が用意されている[4]。
2017年7月1日に五右衛門風呂が暖房室に追加された[5]。現在は撤去済み。
冷泉は温泉ファンやサウナファンより「日本一の水風呂」と称されており[1][2]、通年利用やサウナの導入を求める声があった[2]。2023年7月に、使用されていなかった暖房室がセルフロウリュ可能の「暖の地獄サウナ」へと改築され、これに伴い年中冷泉に入浴できるようになった[1][2]。
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温泉街
日本秘湯を守る会にも属する寒の地獄旅館が存在する。創業1928年[1][2]。山麓の一軒宿で温泉街は無いが、やまなみハイウェイ沿いの隣のバス停(くじゅう登山口)に「長者原ヘルスセンター」、逆側のバス停は「星生温泉」「牧の戸温泉」と一軒宿が続いている。いずれも九重連山から湧出する硫化水素泉である。
アクセス
別府・湯布院と阿蘇を結ぶやまなみハイウェイ(大分県道11号別府一の宮線)沿線の飯田高原にある一軒宿。宿の前に停留所があり、由布院駅や阿蘇駅からバスの便があるが、便数が少なく時間帯も片寄っている。
出典
外部リンク
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