トップQs
タイムライン
チャット
視点

小松市公会堂

ウィキペディアから

小松市公会堂map
Remove ads

小松市公会堂(こまつしこうかいどう)は、石川県小松市芦城公園にあった多目的ホール2024年(令和6年)に使用を停止して廃止された[1]

概要 小松市公会堂, 情報 ...

歴史

1959年(昭和34年)、芦城公園内に竣工した[1]

2007年(平成19年)より、公益財団法人小松市まちづくり市民財団(旧:財団法人小松市施設管理公社)が指定管理者となっている[2]

2023年(令和5年)11月22日、小松市は公会堂を解体し、芦城公園内の敷地に未来型図書館を新設する方針を発表した[3]

老朽化と耐震性がかねてから問題になっていたが、2024年(令和6年)1月1日に発生した能登半島地震で使用停止となった[1]。その後、同年の小松市議会6月定例会で「小松市公会堂条例を廃止する条例」が可決され廃止が決定した[4]

2025年(令和7年)6月1日に公会堂裏手の市役所前広場で「ありがとう、公会堂」セレモニーが開催され、同年度中に建物は解体されることとなった[1]

建築

建物は地下1階、地上4階の鉄骨・鉄筋コンクリート造だった[1]。設計は浦清が設立した浦建築研究所、施工は鹿島建設[5]金沢市に拠点を置いて活躍した浦建築研究所のデビュー作である。

1階ピロティの外階段が2階の階段ホール、劇場のロビーに通じる。3階は、竣工当時は結婚式場として使われていたが、のちに会議室となった。4階は大会議室として使われていた[6]。屋上の塔屋は地上30mの展望台として開放されていた[7]。劇場の客席数は、完成当初は1300席であったが、2018年時点で1078席となっていた[8]。舞台は間口10、奥行6間[9]。正面は全面ガラスのカーテンウォール、背後には石川県出身の洋画家宮本三郎による壁画が描かれていた[6][5]

脚注

参考文献

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads