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小林優吾
日本のバドミントン選手 (1995-) ウィキペディアから
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小林 優吾(こばやし ゆうご、1995年7月10日[1] - )は、日本の男子バドミントン選手。宮城県利府町出身[2]。トナミ運輸所属。同所属の保木卓朗とペアを組む。日本一のスマッシュを持つ[3]。世界選手権男子ダブルスにおいて日本人初の制覇者[4]。2022年に日本人初の男子ダブルス世界ランキング1位を達成[5]。
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経歴
ジュニア時代-2020年
塩竈ジュニア、富岡第一中学校、富岡高校を卒業し、トナミ運輸に入社。ペアは中学時代から保木卓朗と組んでいる。
2015年に全日本社会人選手権で初優勝。その後2016年に日本A代表に選出される。
2019年にタン・キムハーがコーチに就任すると、ダブルスの完成度が向上し、同年の世界選手権では準決勝で世界ランク3位の李俊慧 / 劉雨辰を破り準優勝を果たすなど、国際大会の成績も伸びて行った。
2020年、元ルネサスバドミントン部所属の、城口優里花と結婚。
2021年
2021年の東京オリンピックでは、園田啓悟 / 嘉村健士ペアと遠藤大由 / 渡辺勇大ペアの出場により、自身は出場権を逃す。
しかしその直後から一気に結果を残すようになり、8月のデンマーク・オープンでは、2回戦で東京五輪金メダリストの李洋 / 王齊麟を破り、そのまま勢いに乗り優勝(ワールドツアー初優勝) [6]。
9月のインドネシア・マスターズでは、決勝で世界ランク1位のマルクス・フェルナルディ・ギデオン / ケビン・サンジャヤ・スカムルジョにキャリアを通して初めて勝利し優勝した[7]。1週間後のインドネシア・オープンでも2週連続で決勝進出を果たすが、マルクス・フェルナルディ・ギデオン / ケビン・サンジャヤ・スカムルジョにリベンジを果たされ準優勝となる。
12月のBWFワールドツアーファイナルズでは、グループステージBを1位通過し、そのまま決勝に進出。決勝ではマルクス・フェルナルディ・ギデオン / ケビン・サンジャヤ・スカムルジョに再び勝利し優勝した[8]。
日本人MD初の世界選手権優勝
2週間後の世界選手権では、1回戦以外のすべての試合をストレートゲームで勝利し、優勝を果たす[4]。世界選手権男子ダブルスの種目での日本人初の優勝者となった[9]。
2022年
5月のタイ・オープンを優勝。6月のマレーシア・オープンでは、決勝でファジャル・アルフィアン / ムハマド・リアン・アルディアントを破り優勝。
日本人初のMD世界ランク1位
9月20日付のBWF世界ランキングで、日本人史上初となる男子ダブルス1位の快挙を達成した[5]。
年末の全日本総合選手権では、全試合をストレートゲームで勝利し、自身初となる優勝を果たした。
2023年
6月のシンガポール・オープンでは、決勝で世界ランク3位の梁偉鏗 / 王昶をストレートで下し優勝。1年ぶりのタイトル獲得となった[10]。
9月の中国オープンでは、準々決勝で前週の世界選手権銀メダリストのキム・アストルプ / アンダース・スカールプ・ラスムセンをストレートで破り準決勝に進出。準決勝では、梁偉鏗 / 王昶に16-21, 22-20, 20-22と、ファイナルデュースの接戦で敗れベスト4の結果で終わった。
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成績
世界選手権
BWFワールドツアー
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プレースタイル
- 小柄な選手の多い日本のバドミントン選手ではめずらしく、攻撃力を持ち味とする。日本一と言われるスマッシュを持っており[3]、その攻撃力は世界規模で見ても有数で、世界のトップクラスの選手でも苦戦するほどである。
2023年7月のジャパン・オープンで打ったスマッシュは443km/hを記録。
- ペアの保木の攻撃力も高水準なものであるため、保木が後衛で強打を打ち、自身も前衛から攻めにいきやすいところもこのペアの強みである。
- 攻撃力が持ち味のこのペアだが、守備力やネットプレーもともに非常に優れている。
脚注
外部リンク
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